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(26)サルでもわかるインターネットの仕組み

【0】前置き

今回は、インターネットの仕組みについて、誰でもわかる(猿でもわかる)ように、わかりやすく説明したいと思います!

【1】インターネットの始まり

まず、そもそもインターネットとは何かと言う話なのですが、当時アメリカが、国の重要施設どうしを通信回線で結び、高速に情報伝達できるようにしたのが始まりだと言われています。
そこからどんどん回線を接続していき、それは国たぎ、地球の裏側まで到達し、全世界を取り囲むネットワークを作り上げました。それが今です。

日常で皆さんはWebサイトを日々見ていると思うのですが、ではウェブサイトを見る仕組みは一体どんなものなのでしょうか。

【2】猿でもわかるネット用語集

①通信回線は高速道路

まず大切になってくるのが、「通信回線」です。わかりやすくするために、「高速道路」としておきます。

②サーバーはサイトの保管庫、「図書館」

次に大切になってくるのが、「サーバー」と呼ばれる、色んなwebサイトのデータを格納した箱みたいなもんです。わかりやすくするために、「図書館」としておきます。

③そしてサイト閲覧者、「家」

そして一番大切なのが、ウェブサイト閲覧する利用者のこと。わかりやすくするために、「家」とでもしておきましょうか…

④情報の運び屋、仕事人

家と図書館を高速道路で往復し、様々なデータのやり取りをする仕事人がいます。
インターネットを利用する際は、この仕事人がとても活躍していることになります!

【3】WEBサイトを見る仕組みは?

まず、あなたはとあるwebサイトを見たとします。この時、使用している端末はどんな仕事をしているのでしょうか。

①どんな順序?

まず、そのとあるページを表示させるよう端末に指示します。

すると、端末から飛び出した、仕事人が、車で高速道路を走り、「目的のページ」が収納される図書館まで行きます。

図書館に着いたら、係員に、「〇〇のページを見たいといわれたので、そのデータをください」といい、図書館に収納されたwebサイトデータをもらいます。

仕事人は、無事そのデータを車に乗せて、家まで帰り、家でそのデータを画面上に表示する。そんな流れです。

②読み込み時間とは

あなたが、サイトのリンクを押してからページが表示されるまでの「読み込み時間」は、仕事人が高速道路で図書館まで行き、帰ってくる時間、ということになります。

③読み込みが遅くなる原因

もちろん、たくさんの人が同じwebサイトを見ようと図書館に詰めかければ、その図書館へ続く道は渋滞する上、図書館での手続きも時間がかかります。さらに、図書館へ続く高速道路が細かったり、図書館に貯蔵されたサイトのデータが大きすぎると、受付まで運ぶのに時間がかかります。このように、仕事人が行って帰ってくるまでなんらかの影響で時間がかかることがあります。これが「読み込みが遅くなっている原因」です。

④接続エラーの原因

また、たくさんの人が通り過ぎて、安全のため高速道路が遮断され、通行止めになったり、図書館がなんらかの理由で閉鎖されたりすると、仕事人はサイトデータを持って帰ることができず、諦めて引き返すことがあります。これが、「接続エラー」です。

⑤文字化けの原因

また、サイトデータを無事家に持って帰ることはできたけど、特殊なルールの暗号で書かれていたりして、正常に表示できないよ!ということがあります。これが「文字化け」です。
その特殊なルールに従えば、正常に戻すことができる場合もあるんですよ

⑥サーバー攻撃の方法の一つに

また、ターゲットの図書館に膨大な量の仕事人を送りつけ、図書館を機能不全に陥らせるという行為がたまにあります。これが、「サーバー攻撃」の一種です。この攻撃などで機能不全に陥った図書館は、復旧まで閉鎖することになるので、閉鎖中はその図書館に貯蔵されているサイトは表示できません。それこそ「接続エラー」となるのです。

⑦アカウントは専用部屋

また、TwitterやInstagramの「図書館」など、自分専用の部屋を作ることができる図書館が存在します。部屋を作ることを「アカウント作成」、部屋のことを「アカウント」、部屋を消すことを「アカウント削除」なんていいます。
部屋の中は外から見られないようになっています。そのため、部屋の中の情報を欲しいと仕事人が図書館の係員に伝えると、部屋の番号と、部屋に入る鍵を要求してきます。
この部屋の番号を「ID もしくは ユーザーネーム」。鍵を「パスワード」といい、部屋に入ることを「ログイン」。部屋に出ることを「ログアウト」といいます。
また、第三者が他人の部屋に入り、色んな悪いことをすることを「不正アクセス」といいます。

⑧安全に高速道路で情報を運ぶには

また、AmazonやTwitterなどで、なんらかの手続きを行うために、自分のクレジット番号やアカウント情報など、大切な「宝」を再度図書館まで運ぶことがあります。しかし、その宝は価値があるので、高速道路で運んでいる時に、何者かに盗まれたりすることがあります。
そこで、仕事人が対策をした結果、仕事人と図書館の係員しか知らない特殊なルールに従い、宝を変な文章に置き換え、外部から覗き見されても、なんのことかわからないような文章にしました。図書館の係員は、この変な文章を「宝」に戻す特殊なルールを知っているので、安全に「宝」を運ぶことができるようになりました。これが「暗号化通信」と呼ばれるもので、SafariやChromeと呼ばれるサイトを見るためのアプリでは、上部に鍵🔒マークg
がつくことが多いです




どうでしたか?インターネットについて理解が深まってくれると嬉しいです
ではまたお会いしましょう
よければスキをお願いします
私のやりがいを感じられます

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