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こんな人に向いている!国際バカロレアの学習

国際バカロレア(IB)を学んでみたいという人の中には、適性が気になる人もいるだろう。Diploma資格が取れず、落第したり、途中でIBコースを辞めたりする人もいる。せっかくなら、ミスマッチは防ぎたいところだ。

そこで、こんな人はIBに向いているかも…!?という特徴を、独断と偏見でリストアップしてみた。

・英語に抵抗がない人

IBは基本的に英語で勉強する。授業や試験、教科書の全てが英語なので、当然ながら英語が嫌いな人には向いていないだろう…。しかし、英語を身につけたい人、または、英語圏で育った人には適している。英語力については、どうにかなるものだ。私自身は高校まで日本で過ごし、英語があまり喋れず、聞き取れずの状態からスタートしたが、IBで良い成績を取れた。リスニングやスピーキングが苦手でも、日々学習することで、段々慣れてくるので、心配は不要だろう。また、非ネイティブの救済措置として、IBの試験では、解答で文法的な間違いをしても減点されず、内容で評価されるというのを聞いたことがある。だから、英語アレルギーがなければ、きっと大丈夫だ。

・自主的に勉強する人

数学等を除き、問題集を解いていく学習スタイルではないため、授業で学んだ知識を定着させるには、自主的に復習する必要がある。また、宿題で出されるレポートも、科目によって提出期限が異なるため、計画性を持って仕上げなければならない。最終試験までの勉強も、基本的に生徒の自主性に任せており、たまに過去問を授業内で解くことはあったが、ネットで過去問をダウンロードして家で勉強するようにとしか言われなかった。とくに手厚いサポートがあるわけではない。成績が良くない人に向けての補習や追加の宿題などもないので、授業や試験が分からなければ、先生へどんどん聞きに行く必要があるだろう。(このあたりの教育サポート体制は、学校によって異なるかもしれない。)

・文章を書くのが苦にならない人

以前科目紹介の記事で載せたように、どの科目もとにかくレポート課題が多い。加えて、論文形式の試験問題やインターナルアセスメント(IA)があったりと、書いて書いての連続なので、文章を書きたくないな…と思ってしまう人には、辛い学習になるだろう。しかし、文章を書くのが苦にならない人には、大量にレポートを書けるので、おすすめだ。

ほかにも、答えのない問題について考えるのが好きな人、勉強以外の課外活動も充実させたい人、好奇心が強い人にもIBの学習は向いているだろう。

#国際バカロレア #IB #とは #教育 #適性 #連載

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