7月19日のひとりボイトレ

このまま続けていても、うまくなれる気がしない……。

録音してから自分の歌声に違和感、気持ちわるさを感じて以来、何を歌ってもうまくいく気がしない。自分で歌えてるつもりでも、周りが聞いたら違和感だらけで気持ちわるく思うのだろか?歌いながら聞こえてくる、自分がイイと思ってた歌声はなんだったのだろか?何を変えたら違和感なくフツーに聞いていられる歌声になるのだろか?

ホント、わからない。そもそも、自分の歌声を悩ますモノの正体はいったい……?

そんな、モヤモヤした気持ちでトレーニングをした日の日記です。

案の定、カラオケ採点にも迷いが……

コレは、自分にとって運命の曲(やっぱり、試練の曲)だ!と、片思いを募らせて歌い続けるも、点数は下がる一方。どんだけ聴き込んでも、クセとゆークセを全部とっぱらっても、発音をイイくしようとしても、歌いやすく声を小さく息をおさえても、リズムを手拍子でとっても、ダメ。

試練どころか、勘違いだったのでは?て、レベル。

そして、ついに最低点数を更新と。

迷いって、カラオケ採点にも出るんだね。確かに、歌ってる本人も何が正しいかわからない状況で声に自信がないもんだから、採点がふるうわけもなく。考えうるコトを試してみても、何ひとつ手ごたえがない。

ただでさえ、気持ちが沈んでるときに点数まで沈んだら……正直、少しお休みしよっかな、なんて思っちゃうぐらい追い込まれてる感じでした。ノドもなんか痛いし、もぅ何もかもが、ダメダメダメ……。

イイ子にして歌ってダメってんなら……

ていねいに、キレイに、響きとか、思いつく限りのうまく歌う要素を取り込むためにいろいろな歌い方をしたものの、どれも手ごたえがなく。いや、そんな要素を取り込めるやうな歌い方も、たぶんできてなかったのでしょうが。

加えて、逆にひとつだけ、ガマンガマンを重ねていたモノが……今日はもぅダメすぎるし、最後に爆発させて歌い散らかして帰ったろ、て、思った要素がひとつありましてん。

それは、感情。

コレはずっと気になっていて、自分の場合、感情を込めすぎるのか?声出したいトコだけめさんこでっかくなっちゃって、抑揚が極端になってしまうので、落ち着いて歌うコトでイイ声を探ろう感情だけは封印してました。

感情の込め方が違和感や気持ちわるさの正体だとまず疑って、最初にとっぱらいましたよね。結果、いま思うと、歌をつまらないモノにさせつつあったやうな気がします。

どーせイイ子で歌ってもイイ結果でないんでそ?んなら、もぅええわい!感情もクセもマシマシにして歌ったるわい!って。

ずっと点数さえないで、自分に合ってない曲かと思ってましたが……。

そのかいあって、ほら……ええっ?ひさしぶりに歌った曲の最高点数を更新しちゃった……の?

卒業してたのかも?

ひさしぶりに感情全開にして歌ったなーってゆー気持ちイイさと、ひさしぶりに歌った曲で今までにない点数を目の当たりにして、あたし、まだ歌えるッ!と。意外すぎる結果にテンション上がってしまい、こっから感情フルパワーで歌ってみました。

歌い方変わったら9点アップとか……やはり試練、か。

そして、こちらは冒頭の、感情マックスのクセ全開で歌った最低点を更新してしまった曲の点数。その日のうちに同じ曲の最低点と最高点を更新しました!とか、どないなっとるんじゃい!

どーゆ理論かわかりませんが、音程正解率が70%から78%にアップしたりと、感情もクセも歌いたいやうに全開で歌うとイイやうです?いえ、わかりません。

なお、前回の『ふたつの歌い方?』と同じ現象が起きていますが、今回は全く別のケースで音域はいちおカバーできてはいる曲なので、無理だった音域をカバーできるやうに歌い方を変えた『ふたつの歌い方?』とは違うパターンです。

ただ、もうひとつ変えたのは、マイクの持ち方。実は、曲によってマイクを持つ手の人差し指を鼻の下にひっかけて歌ってました……カッスカスのときにひっかけた指が口元の振動をマイクに伝えて声が出てるやうに思ったんです(謎理論だけどコレでなんとか歌えてたんです、まぢ)。

ただ、自分も今日まで気づかなかったのですが、いつの間にか声が出るやうになっていた模様?むしろ、抑揚が極端だったのは感情の込めすぎではなく、今の自分の声量ではマイクが近すぎたみたいで……笑うしかない。そっか、もぅカッスカスではなくなったのね。

今の声量であればマイクをある程度は離したほーが、カラオケのミュージック音との協和性がとれるのと、自分の極端に思えた声の強弱もマイクの距離を変えて歌うコトでナチュラルにできる……かもしれない。いちお、小さな声のときはマイク近づけるぐらいはしてます。ちょーラク。

あたしの歌声は、あたしのモノだッ!!

と、ゆー……おそらくコレが最終進化になるのかもしれない?むしろ、いつの間にか最終進化していて、にも関わらず、進化した部分を自分で認められずに手かせ足かせをつけていたのかも。いや、正直、わからないです。

ただ、マイクを離しても声を拾ってくれてミュージック音と協和性がとれるやうになったコト、感情をこめて歌うコトが点数アップにもなり自分も楽しかったコト、何より、録音した自分の歌声も何とか聴けるやうになったのは事実です。感情込めただけあって、だいぶ、荒々しいですけど。

荒々しいだけに、課題も明確に。たぶん、マイクが近すぎたせいでしょうが、今までは聞こえてくる歌声と録音した歌声がちがいすぎて何を調整したらイイのかわからんレベルでした。ですが、マイクを離して歌うコトで、聴こえてくる歌声と録音の歌声がまあまあ一致してるので、調整も可能のやうな気がしてます。

そっか、感情込めてマイクを離した歌声が自分のなんだな、と……誰かに似せるコトしか答えがわかりませんでしたが、こっからは自分の歌声と曲をどぅ融合させるか、考えて歌っていけたら、もっと楽しくなりそうな、そして、本当の意味で、目標と夢に近づけるかもしれないですね。

最後に、歌声を披露させていただくお二方、今日のトレーニングをもってして、全力でいかせていただきますッ!スゲくカラダが動かすから多分ヘンなんだろけど、コレ以外で歌う方法、今はナイでね。ソコも含めて、お手柔らかに、よしなに。