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【ネタバレ注意】劇場版「鬼滅の刃」の感想・考察

※こちらの記事は、スクショも使いながらがっつりとネタバレをしています。ご注意ください。

本日、劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編を見てきました!

普段ノーコード関係の記事を書いていますが、この感動は文章に残さねば気が済まないので、考察と号泣シーンを連ねていきます笑

(注)考察多めです。苦手な方はご遠慮ください。また、反論などの意見は大募集です笑


煉獄杏寿郎という男の"笑顔"

今回の話の、もはや主人公と言っても過言でない活躍をした煉獄さん。
彼の熱い戦い、折れない闘志、そして何より彼の"笑顔"には涙しました。

彼は作中で、常にハイテンションで面倒見がよく、リーダーとして慕われる存在です。
そんな彼の原動力となっているのは、母親のこの言葉です。

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「弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です」

杏寿郎はこれを忠実に守るため強い人格を作り上げ、決して崩さないようにしていたのだと思います。
父親や弟の前でも崩さないほどの、強固なものです。
それもあって、どこを見て話してるのかよく分からなかったり、変人でもあったのかもしれないです。

そしてこのセリフの後、杏寿郎は母親の胸の中で、映画では涙を流します。
彼が素を見せられるのは母親の前のみなのです。
母親のことを誰よりも信頼しており、大好きなのでしょうね。



そんな彼が笑う時は、基本的には表情を崩さない高笑いです笑
ですが今回、何度も笑顔のシーンが登場しました。

まず炭治郎が呼吸で止血したシーン。

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いい笑顔です。
これは、後輩の成長を喜ぶ笑顔です。まだ人格は崩していません。


その後、猗窩座にやられ、炭治郎に語るシーン。

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これは正確には目が潰れているだけで、笑顔でありません。
でもこのアングルで描かれることで、笑顔のように見えます。
きっと杏寿郎の内心では、穏やかに笑っている状態なのでしょう。

でも、まだ人格は崩していません。
強き者の責務を果たしている最中です。


そして最後、母親が現れるシーン。

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果たすべき責務を、立派にできたと認めてもらった杏寿郎。

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この"笑顔"。

これは母の前だけで見せられる、"素の笑顔"です。
他のシーンと比べても、本当に穏やかで優しい表情をしてます。

これまで母親の言葉を原動力として責務をまっとうし、それが母親自身に認められた。
心底、安心しきっているのでしょうね。


自分が死ぬとわかっても、父にひどい扱いを受けても、決して折れずに責務を果たそうとし続けてきた
男の中の男、煉獄杏寿郎。

そんな彼が作中で唯一見せた"笑顔"は、本当に体中がアツくなりました。


煉獄さんのカラスの涙

彼の死を見届けた鎹鴉は、その訃報を届けに飛び立ちます。

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原作では颯爽と飛んでいきますが、

なんと映画では泣いてるじゃないですか!

知らせを届けるだけの鎹鴉にも感情を吹き込む、アニメオリジナルの演出。
これはナイスでした!


炭治郎の家族との再会

炭治郎が眠らされた直後、殺されたはずの弟・妹たちに出会い号泣。

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ここの泣き叫ぶ声がガツンと突き刺さって、思わずもらい泣きしました。
花江さん、いい演技をありがとうございます…!


そして別れ

炭治郎が夢だと気づき、家族から離れるシーン。

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一番幼い六太は、炭治郎が家を飛び出した瞬間は、状況を理解できていなかったように見えます。

その後、禰豆子のことも振り切ったタイミングで六太も全てを察し、そして動きます。

「お兄ちゃん、置いて行かないで!!」

原作だと一コマだけど、ここがアニメーションで描き込まれていました。
雪で足元の悪い中、幼く走って追いかけようとし、転んでしまう。
この一連の六太には、僕も心中「ろくたあああぁぁぁ、ごめんよおおぉぉぉぉぉぉ」でした。


敬遠してる人は、今すぐアニメ全部見て劇場へ

流行りものは敬遠しがちな人も多いと思いますが(僕自身もそうだった)、この作品は各キャラの背景・心情描写が確立していて本当に面白い。

煉獄さんを倒した憎き上弦の参・猗窩座も、僕は大好きです。
石田さんの声で、はやく回想シーンをやって欲しい…。

魅力あふれる作品なので、今すぐにでもアニメ全話見て、劇場へ行ってほしいです笑


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