見出し画像

50の手習い バトントワリング編


娘が大学に入学した時に、実家の母から、

何か好きな事を見つけて、自分の時間を作った方が良い。
年齢が上がるにつれて、選択肢が減っていくから。と言われ、

好きな事…

何も思い浮かばず。
ならば、何をしている時に楽しいと感じるか…

それなら、踊っている時!

それしか思い浮かびませんでした。

踊りが好きだと再認識していた、そんな時

高校時代の新体操部のチームメイトから、
バトントワリングのレッスンの見学に来ないかと、お誘いを受けました。

誘い方がまた、心得たもので、

「近くでレッスンがあるから、見学に来ない?良かったら、一緒に柔軟体操しよう!」と。

20年以上、運動らしい運動をしていない者への誘い方としては、完璧だったと。

そうして、見学と体験レッスンを終え、
その場で入会したわけですが、

私のバトン歴の話しなど、実はどうでも良くて、今回は是非、彼を紹介したかったのです。

とは言え、17万ものフォロワーのいる人気バトントワラーです。
既にご存知の方も多いと思います。
とっくに知ってるという方!
私も共感します!素晴らしいです!


私とも、私の入会したバトンチームとも、何の関係もない彼ですが、
Instagramで彼のパフォーマンスを見て、その美しさの虜になりました。

彼のバトントワリングは、もう芸術です。

私のつまらない話しに、noteを閉じてしまわれる前に、是非、彼のバトントワリングを観てもらいたい!
(手遅れでありませんように…)

マイナーな競技である、バトントワリングですが、是非、彼の芸術的パフォーマンスを多くの人に観てもらい、素敵だと知ってほしい。

そして、好きな事を、好きだと表す美しきを感じてもらえたらと思うのです。



私を誘ってくれた友人は、バトン経験者で、本当は高校でもバトンがやりたかった。
でも、バトン部が無く、一番バトントワリングに近い、新体操部に入ったと言います。
暫くは、習い事のバトンと、部活動を両立していましたが、結局は部活を優先して、バトンを諦めました。

6人ギリギリで、団体を組んでいたので、週一と言えど、1人でも欠けると練習に支障が出る。
そんな環境下で、きっと私たちが、無言の圧力でバトンを辞めさせてしまったのだと思います。

マイナーな競技は、そうして諦めるしかなく、競技から離れてしまうケースも多いことでしょう。

少しでも多くの人に、関心を持ってもらい、裾野が広がり、バトンがメジャーな
競技になっていったら、また一つオリンピックでの楽しみが増えるかもしれません!



さて、私の50の手習いは
と言いますと…

十数人いるメンバーの、全員のお母さんが、私より歳下という、
下は中学生から、全員が10代20代の、
しかも全国大会に出場するような、
高レベルな子たちと一緒にレッスンすること3時間半。

夕方帰ると、まずお風呂に入り、そのまま、なだれ込むようにベッドへ…
だんだんと、休む時間が短くなり、一年もすると、帰ってから、簡単な夕飯を作れるくらいにはなっていましたが…

今思うと、よくやってたなぁと、我ながら感心します(^_^;)

それも、バトン捌きは、なかなか上達しないものの、やはり踊る楽しさがあったからこそ。

コロナ前で、お祭りにも参加していたので、張り切ってパレードの練習もしていましたが、私は前日の夜から発熱して、出られませんでした(涙)
パレード出たかったなぁ…

そんなバトンライフの終焉は、やはりコロナ禍。
練習が出来なくなり、再開した時の為に、自宅のリングフィットでの自主練が裏目に…
整形外科で、その自主練が原因だと、断言され、暫く安静と…

体力的に、いつまで一緒に頑張っていけるかなぁ?と思ってもいたので、潮時なのかと…

なんともお粗末な終焉ですが、バトンが次の、50の手習いに繋がったのも確かです。
何歳からでも、楽しければ頑張れると。
趣味に限らず、50からでも、何かやれる事があるのでは、と思うようになったのも、バトンを始めてから。
体力が付くと、気力も湧いてくるものですね。

チームメイトは、皆私よりも余程しっかりした、良い子たちで、本当に仲良くしてもらいました。
ありがとう!

これからも、ずっと応援してますからね!

この記事が参加している募集

私のイチオシ

すごい選手がいるんです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?