子離れ?
今春就職し、一人暮らしをしている娘が、先日、地元で所用があるとかで、帰省しました。
希望の部署にも配属され、毎晩のように同僚と呑んで帰っていると。
先ずは順調な社会人生活を送っているようで、部署の中での班も、先輩がめちゃくちゃいい先輩だと、興奮気味に話します。(相変わらず人に恵まれ感謝です🙏)
そんな娘ですが、帰省した次の日には
『あぁぁ帰りたくないなぁ』
と。
翌日、戻る日には
『早くお盆にならないかなぁ』
と漏らしました。
たった2泊の帰省にも持って来た、仕事の為の勉強教材を、私に見せながら
『結局全く出来なかった💦』
と苦笑し、
正直仕事は、なかなかに大変だと、ぽろりと漏らします。
思えば、今までは、
娘の現実は、私の現実であり、
苦難は先回りして回避するか、乗り切る方法を全力で模索し、
娘の一喜一憂と共に一喜一憂し、
娘の充実が、私の充実だった気がします。
今までなら、
やるべき事(仕事の勉強)を手付かずで帰るという甘さを、学生気分なのかと憂い、
仕事は大変だ…と
帰りたくない…と珍しく弱音を吐く姿に、居ても立っても居られず、サポート体制全開になるところですが、
意外にも
仕事は大変だ…と
帰りたくない…と言う弱音に、
順風満帆に行き過ぎるより良い…
と、むしろホッとし、
仕事の勉強を手付かずで帰る甘さにも、
それでも(仕事は大変だと言いつつ)そんなふうに、マイペースでいられるのなら、心配ないだろう…
と達観する私がいました。
子離れの第一歩でしょうか。
『仕事は大変くらいじゃないと、面白くないでしょう?』
と言う私の言葉に、その通りだと、大きく頷く娘。
とりあえずは、充実しているのでしょう。有り難い事です。
生活は、かなりギリギリのようですが、
毎晩のように呑んで帰っても、ギリギリやっていけるのなら、夫はしきりに心配しますが、金銭面も大丈夫かと🙆♀️
自分でやりくりして、日本の今を、肌で感じてほしいと思います。
入社当初、本人が言っていた通り、暫くは付き合いを優先して、人との繋がりを大切に築いていってほしいと思います。
失敗しながら、学び
社会に揉まれながら、成長し
前向きな苦労を、たくさん重ねてほしいと思います。
もっともっと充実し、殆ど帰省できないくらいに。
そして私はというと…
50も半ばにして初めて、意味のある生き方を模索中です。
驚く事に、やはりこの手の記事を書くと、勝手に涙が溢れます。
子離れも、少しずつですかね🍀
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
見出し画は、娘が2、3歳の頃に描いた、しまじろう です🐯懐かしい…
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