毎日を彩るもの
やることがないと、日々が平たくてまっすぐな道みたいに感じられる。
日々、褒められたいし、
できた!と感動したいし、
時間を忘れて何かに没入したい。
私の暮らしにはそれらが必要だと、3か月タイにいて気づいた。
タイ留学79日目
もうタイには慣れた、と断言できるほど、
タクシーから見える街の景色には驚かなくなった。
道で出会うだらだらした猫も、
謎の食べ物たち、
下水臭さ、やる気を0にする暑さと日差しもすべて日常になった。
そう思っていたが、それはバンコクの中だけの私が生活する範囲での話で、何歩かバンコクを出た瞬間にそれは少しばかり違った日常になる。
今日の朝2時に、タオ島からバンコクはカオサン通りに帰ってきた。
眠くて眠かったはずなのに、
寮に帰ってくると眠れず、
3時くらいまでNetflixのお世話になった。
タオにいってよかったことは、
私より長く生きた人の話は面白いし、
余裕が何倍もあるなあと感じさせられる人にタオで出会えたこと。
海の中を自分の目で見てみると、
そこは本当に手つかずで、どうして人間は進化して、地上に住むようになったのか不思議なほど美しかったこと。水面の世界を知っているのは、人間のうちわずかな人々であることにも驚いている。いつになったら、人間は再び海に住むようになるのかな、とわくわくしながら想像すると同時に、地上と同じように汚くしてしまうから、住んではいけないんだろうと思った。
島での暮らしは限られているけど、
朝早く起きて、
午前中はダイビングに関する勉強して、
午後は海やプールで潜って、
夜9時ころには眠くて、くたくたで寝落ちする、
そういう健康的な生活は豊かだった。
タイ料理をあまり食べなかったから、
タイにいる感じよりか「タオ島」にいる感じが強かった。
タオから帰ってきていつもの生活に戻ってしまうのが、
少し怖い。
これからの2か月、時間つぶしはいくらでも思いつく。
でもなんか「これをやりました!きらきら」みたいなものがなくて、帰るのがすこしこわいのかもしれない。
いただいたサポートで私はもっと私に優しく生きていきます。銭湯に行ったり、甘酒を作るなど、