ヴィーガンレザーの種類
近年は急激に科学が進歩を見せている。
一時期ヴィーガンレザーが世間を賑わせていたが、結局のところその革は果たして我々革職人含め、革好きな人間視点から見て革として成り立つのか?
これまでの私はヴィーガンレザーなんて、と食わず嫌いをしていたが、ふと他の方のブログを読んでいてヴィーガンレザーに興味が湧いてきた為にまずはヴィーガンレザーの種類から調査をしてみることにした。
とは言え、
ヴィーガンレザーを具体的に調べていきたいが、どっから検索すればいいのか分からない。
私は今話題のチャットgptを頼りながら、真偽を交えた会話にまんまと乗せられたり混乱しながらもある程度存在を確認できたヴィーガンレザーについて書き綴っていく。
とはいえ私自身まだまだ調べが足りない為、訂正箇所や嘘の情報があれば順次報告していただきたい。
ヴィーガンレザーとは?
(ヴィーガンレザーのことなんて全部知ってるわ!それより早く種類を説明しろ!という方は、この部分を飛ばしていただきたい。)
まず、前提としてヴィーガンレザーとはなんだ?
いざそう言われるとちゃんと説明するのは難しい。
こういう時はとりあえずgoogle…ではなく、チャットgptに投げかけてみる。
その返答がこちらだ。
ヴィーガンレザー(Vegan Leather)は、動物の皮を使用せずに作られた合成素材のことを指します。
通常のレザーは動物の皮を加工して作られますが、ヴィーガンレザーは植物由来の材料や合成素材を使用して作られます。
代表的なヴィーガンレザーの素材にはポリウレタン(PU)やポリビニルクロライド(PVC)などがあります。
ヴィーガンレザーは動物愛護や環境保護を考慮した選択肢として人気があります。
なるほど、つまりは完全に植物100%であるとは言えないのか。
私は事前に少しだけヴィーガンレザーの内容を仕入れているものの、念の為に信憑性を確かめようとネットで検索にかける。
要は、ヴィーガンレザーとは動物由来の原料を一切使用していない人工のレザーだそうだ。
…ということは、普段私が扱いづらいと避けている一部のクロムなめし(天然素材から抽出された液ではなく化学薬品に漬けて鞣しという工程を終えた革)や合皮、つまりはフェイクレザーとあまり変わりないのでは?と感じてしまった。
勿論、全ての合皮やクロムなめしが悪いとは言い切れない。
中には高級なクロムなめしの革や合皮もあるし、コンビなめしというタンニンとクロムのいいとこどりみたいな革の存在も知っている。
だがやはり、天然の素材で作られたタンニン鞣しの革は値段こそ張るものの、一革職人の目線から見て圧倒的に使い勝手が良く、おそらく手縫いの革職人の大半はそう感じているのではないだろうか。(知らんけど)。
何より経年変化やアンティークな質感、革らしい匂いはタンニン鞣しならではの特徴だ。
話が逸れてしまったが、とはいえヴィーガンレザーというものが魅力的な存在なのは確か。
現状では化学繊維を使っている以上、決して環境に優しいとは言い切れない点もあるだろうが、今後科学が進展すれば植物100%のレザーが生まれる可能性だってあり得る気がしてきた。
というわけでヴィーガンレザーの種類だが、現状私が発見したものは以下となる。
ヴィーガンレザーの種類
カクタスレザー/Cactus Leather
サボテンを使用して作られる。摩擦や伸縮に強いのが特徴。
ピニャテックスレザー/Pinatex Leather
パイナップルの葉の繊維を使用して作られる。シボっぽくて柔らかい。
色も他のヴィーガンレザーと比べて可愛らしいものが多い気がする。
オリーブレザー/Olive Leather
オリーブの葉を使用して作られる。光沢があり保湿に優れているのが特徴。
アップルレザー/Apple Leather
リンゴの皮を再生して作られる。軽量で撥水性に優れているのが特徴。
ヴィーガンレザーといえば、まず思い浮かぶのはリンゴではないだろうか。
コルクレザー/Cork Leather
コルクを原料として作られる。軽量で水に強いのが特徴。
マッシュルームレザー/Mushroom Leather
キノコを原料として作られる。滑らかで柔らかいのが特徴。
グレープレザー/Grape Leather
ぶどうを原料として作られる。ワインの搾りかすや種を使用している。
最近は、有名なファッションブランドでも使用される機会が増えてきたようだ。
マンゴーレザー/Mango Leather
マンゴーを原料として作られる。
防水やエンボス加工も可能らしいがいかんせんネットの情報不足である。
コーヒーレザー/Coffee Leather
コーヒー豆を原料として作られる。調査中。
ざっと調べてみたあたりこのくらいだろうか。
今後も見つけ次第、私の気力と時間が許せば更新していくと思う。
因みに、文章はAIに手伝ってもらったと最初に言ったが、実をいうと画像も(著作権的な理由上)AIに作らせたものである。
科学の進歩すごい……。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?