初夏の風のように、軽やかにいられたら。
「いい天気ですねえ」という会話のやり取りを、お客さんと何度しただろうか。ムシムシした暑さをまだ感じない、初夏の陽気。
田舎育ちのわたしは、「水を張った田んぼに冷やされた風の爽やかさ」を知っている。だからついつい、夕暮れ時の散歩の時間が長くなっていく。
休日に快適な気候がはまった日は、外に出ない選択肢なんてないわけで。自転車をのんびりと漕いで、岐阜駅へ向かった。
朝の9時、名古屋に到着。名古屋で1、2位を争うほどのパンの人気店「SURIPU」へ。この日は行列もなくスムーズに入店。
ショーケースに並ぶパンは、ハード系、甘い系、サンドイッチ、焼菓子など種類豊富。パン好きにも焼菓子好きにもたまらないお店だ。トレイはなく、購入したいパンをお店の人に言って取ってもらうスタイル。
今回は「フランボワーズのスコーンサンド」と「カンパーニュ」と「チョコとくるみのクッキー」を。
初めての人には、SURIPUのスコーンサンドを特におすすめしたい。とにかくこのスコーンが、絶妙な塩っけとさくほろ加減でやみつきになる。スコーン単品でも購入できるので、ぜひ!
アイスコーヒーも一緒にテイクアウト。初めて、「氷少な目にお願いします」と注文してみる。理由は、キンキンに冷えた飲み物があまり得意でないことを最近自覚したから。
「デフォルト以外の注文=お店側からあまり歓迎されない」と思っていたけど。実際どうなんだろう。(気にすると止まらない性格…。)
さて。すぐ近くの「鶴舞公園」へ。平日の朝の公園は、静けさもあってとてものどかな空気が流れている。いつものベンチに座ってブランチを。
木漏れ日と、初夏の風。ああ、やっぱり天国だ。
深みが増してきた緑も、とってもきれいで癒される。
知らない間に、紫陽花が見頃になっていた。時期や咲く場所によって、いろいろな色になる紫陽花、風情があっていいな。
最近、鶴舞公園のSNSをフォローした。見頃の花がリアルタイムで分かるので、「すでにシーズンが終わっていた…」なんて失敗を避けられそうだ。
そういえば、最近気が付いた思考の癖がもうひとつあった。
たとえば、ある人は「飲みにケーション賛成派」、わたしは「飲みにケーション反対派」だとする。
その人との関係性もあるだろうが、「飲みにケーションは必要だよね」と言われると、わたしの思考は「なんで、わたしの考えを否定するの?」というように捉えてしまう。
相手の「忙しいなあ」という独り言を、「わたしが暇だと思ってる?」と思ってしまう厄介な思考。相手の気持ちを先回りして考えすぎなのかも。
言いたいことを我慢せず、自分の立場や意志を守るのも大切。だけど、「でも」「いや」とネガティブな言葉がすぐ出てしまうと、結局、だれにとってもプラスにはならない。
「なるほど。あなたはそう思うのね。」と言葉をそのまま受け取る、ゆるやかさも必要だ。
初夏の風のように。もっと軽やかにいられたら、いいなと思う。
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いつも読んでくださって、コメントやいいね、本当にありがとうございます。このnoteのおかげで、「わたしなんかが」という思考から、すこしずつ抜け出せているように思います。
これからも、だいすきなお店や地方の素敵な場所を、わたしの言葉や写真で紹介していきたいと思っています。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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