ビジネスの世界でアウトローに生きる場面ってあるよね、という話
人が言葉に乗せる感情って「わかる」ものだと思うんですよ。それがわかるかどうかは人それぞれで感度が違うとしても。
例えば、「そっとしておいてほしい」と相手に伝えたいとする。
この時、相手を傷つけてやりたい、という感情があると人は言葉を変えるものです。
「あんたにそんなこと言われる筋合いない」
「お前に関係ないだろ」
とかね。
ただ、勘違いしてほしくないことは、これが悪い、という話ではないです。
相手を傷つけてやりたいということは、その人が今傷ついているから、その気持ちを理解してほしくて、相手を同じように傷つけてやりたくなっているだけだからです。
じゃあなんでこの話をしたか、という話を今日はしたいと思います。
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人間関係で悩みたくないのであれば、自分から相手に心を開き、自分から「相手と仲良くしたい」という気持ちをもって接することがすべてです。
人間の感情は言葉にも態度にも出ます。
自己啓発本で得たうすっぺらいTO DOだけで対応したとしても、相手には透けて見えるでしょう。(こいつは、親切そうに接しようとしてきているな)
多くの人は快い態度と言葉を受け取れば、快くなります。
赤ちゃんはよく周囲の赤ちゃんの感情に連動してしまうといいますが、大人だって大して変わらないんですよ。
相手が快くなれば、相手の言葉が快くなる。そして、結果私にそれが返ってくる。これが人間関係における大きな「ルール」です。
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だからこそ、私はビジネスにおいて、相手に対してよい感情を持つようにすることを心掛けています。
なんでプライベートでやらないかって?そんなのビジネスで実践することで精いっぱいだからだよ!お金をもらって生きるのが最優先。お金をもらうためにやっているビジネスがうまくいくことが最優先。
だから普段から人にやさしくなんかしなくていい。自分にやさしくすればいいんです。プライベートのときはどう考えるかは、最後にまたちょっと話しますね。
さて、ビジネスにおいて大事なことって何でしょうか。
私は結局のところ、これも「人間関係」だと思うんです。
アドラーも言いました。すべての人間の悩みは人間関係であると。
当然ビジネススキルの類は必要条件ではありますが、入社するタイミングや業務の過程である程度のスキルは身につくものです。(身につかない人がいたのであれば、その仕事は向いていないので、他で生きる方法を考えればいいだけの話です。最悪生活保護でもいいんです)
だからこそ、ビジネスにおいて大事なのは、人とどのようにしてうまく付き合えるか、です。これがすべてだと思っています。
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しかしながら、ビジネスにおいてどんなにこちらが心の門を開いても、そこに対して無礼に土足でふるまったり、横暴なふるまいをする人はいますよね。これに対しても快く対応すべきか?という課題です。
やっと本日のタイトル回収ができそうです。
こういう人に対しては、「必要以上に心を割かなくていい」。
これが、ビジネスにおいてアウトローであることが必要な場面というものです。具体的には、ありがとうとごめんなさいが言えない相手とか、ですね。
相手から受けているものに対して当たり前だと思ってふるまうような人間は、単に育ちが悪いですよ。ルールが違う世界で育っているので、逆に言えば、こっちもアウトローに接してやればよいのです。ありがとうもごめんなさいも言う必要ないです。これで気を悪くしてくるのであれば、相手に後頭部に特大のブーメランが刺さるわけですから、よほどのバカじゃない場合は指摘されることはありません。
万が一評価者にこういう人が設定されてしまった場合は、評価の項目に「態度」とかを設定しないように最初の時点でうまく立ち回っておけばよいです。
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ちなみにプライベートの話ですが、
言葉が感情にのるというのはプライベートでは有利だと感じるようになりました。
相手がどういう感情を抱いているかの指標になるからです。
生きているうちで誰とも喧嘩しないで済むことなんてないので、
怒らせないように生きるのではなく、怒ってしまったのであればどうすれば快い状態になるのか考えて行動すればよいのです。
ビジネスにおいてはなるべくトラブルは避けるべきですが、プライベートではそうではないというのが違いです。
だからこそ、無理をしてまで常に相手に対して快い感情で接する必要はなく、ぶつかったときにどうすればよいのか考えればいい、と、私は思っています。(もちろん、プライベートでも人にやさしくできるならそのほうがいいですよ)
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仲良くなりたいなら快い心と言葉と態度で接しましょうというのが世界の黄金ルールです。
ルールは幸せになるために生まれるものですが、ルールが人を縛ることがあってはいけないのもまたルールですよね。
うまく自分が幸せになるためにルールを使い、
自分が不幸にならないようにアウトローであることも時には大切。
今日もこんな気持ちで、ロックに生きている。
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