新卒が失敗した、学校で教えてくれない!会社の組織図と軍隊の話①
会社の組織図って軍隊に似てるな〜って思った人、いませんか?
筆者(以下あざらし)は会社の査定で新卒1年めはB評価でした。
「学もあり要領もよく実績も出した自負があったにもかかわらず、なぜ自分がB評価なのか?」
当時はこんなおこがましいことを考えたものでした。新卒ってだいたい調子に乗るよね。私だけ?そんなこたないだろう。
どんなに騒いだって査定には多少の不平等があれ、理由があるはずなんです。業務態度が悪いとか、単純にサボっているだとかね。
不平等な評価も、それを生んでしまう自分の行動が起因しているわけです。
当然評価されるに足る成果を出すことが前提ですが、それだけでは足りない、ということになります。
とはいえ、人間なかなかそういう不都合なこととは向き合わないものです。
「自分はまじめに働いている!」と思っていても、なんだか評価とマッチしない。
そんなこともあって
「なぜ会社で勤勉に働いているのに評価されないのか?」
「なぜ自分のアクションが会社全体に反映されないのか?」
など、何かと不満たっぷりの状況が出来上がります。
この””自分の見積もりと会社からの評価のミスマッチ””というのはわりとよくあることなんでしょうね。
あざらしもご多聞にもれずクソ新卒ゆえその道を通ったのですが、
ある日上司に言われた一言で、会社=軍隊の構造を理解し、3年連続S査定を取ることができました。(多分、今年も)
組織で生きるなら、その社会のルールにそって動くことが、「よい村人」「よい組織人」としてみられるので、不都合な評価を極力避けることができます。「よい村人」を理不尽に低く評価することは、その評価者の評価につながりますからね。
ただ、この組織構造って、会社の先輩でもあまり理解していない人が多いです。だからこそ、知っているとそうした人たちをリードしやすかったり、そもそも働いていて変な気を使う必要がないので楽です。
今回は、ライバルが増えるので同期にはアドバイスしない「組織の話」をしたいと思います。
結論:どうやって動いたら楽に評価されるの?
せっかちなんで結論から書くと以下の3点だけ守っていればいいです。
いい加減社会人なので「突然キレる」など態度のレベルは言わないですよ。
①指揮系統を理解し、自分に許されていないことをしない。その判断が必要になった場合は上司(指揮官)の判断をあおぐ
②他部署への自己判断での連絡あるいは業務の依頼は上司の許可なし、連絡なしに行わない。
③①〜②を守った上で、評価ポイントを明確にし、数字や記録に残る形で成果にする努力をすること。
まず、③については今回の組織の話以前の問題なので、今度別にノート作ります。「俺は①〜②は完璧だからもういいや」と0.01秒くらいで思うような人は、多分一生そのままなので、あざらしは別に追いかけもしないです。どこにでも行きなさい・・・。
とはいっても、
①〜②について「あれ?簡単じゃない?報連相ってことでしょ?」と思う人って多いと思います。
それは過去のあざらしも一緒でした。
でも理解すべき本質レベルって、本当はもっと深かったんです。
報連相だけを守っていればいいの?
日本の会社ってよく「報連相」っていうじゃないですか。
あれって、すごく曖昧だと思いませんか?
よくありがちなのが「報連相」だからと言って、なんでもかんでも上司に報告する人がいます。これ、見せ方考えないと大失敗します。
「お忙しいところすいません」と言ったところで、上司からしてみるとクソ忙しいときに余計なこと話しかけてくるだけで”負担”ではあるんですよ。
それを人に見せるかみせないかはさておきとして。
「上司に嫌われないように報連相ってどうやるんだよ!」
と言いたくなる人がいると思いますが、まあ一旦落ち着きましょう。
人間は、「これは自分にとって重要だ/やばそう」と判断したものに対しては、忙しかろうとなんだろうと「聞きたく」なります。
つまり、大事な話/すべき話だけをしっかり入れるということが、正しい意味での報連相ということになりますね。
やっとここまできました。
この「正しい報連相」ができるようになるために、組織論の上澄みだけでも理解しておきましょうね、というのが本題です。
でもここまで長くなっちゃったからね。
一旦ここで切って次回に進めようと思います。
ここから先も読むと、先輩に楯突いても大丈夫な鬼つよメンタルになるので、よかったら読んでいってね。
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