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映画グランツーリスモ、観てきましたよ

どうも、岡田です。
9/15公開の映画「グランツーリスモ」、観てきましたよ!

…まるで今観てきたような切り出しですが、画像の半券の通り、観たのは9/27ですw
なんで今更記事化かというと、ネタバレしながら感想書きたかったからです。
(実は時間取れなかっただけだとも言う…)

今だから正直に言うと、あまり期待をしていた映画じゃなかったのですが、素直にめっちゃ面白かったです。
また観に行きたいっす。

時間も経って、グランツーリスモを観に行きたいと思ってた人はだいたい観に行ったんじゃないかということで、ややネタバレも交えつつ感想でも書いていこうかと思います。


■ジャンプ漫画みたいなストーリー

『グランツーリスモ』というゲームの名前がそのまま映画のタイトルになってる故、そういう映画が出るぞという噂が流れた段階ではどんな話になるのか分かりませんでしたが、2011年のGTアカデミーチャンピオンの「ヤン・マーデンボロー選手」が、ゲーマーからレーシングドライバーになった実話のサクセスストーリーを元に作られたストーリーです。

映画の構成は3つに分かれており、2011年のGTアカデミー予選から育成選手選抜の様子を描いた「努力編」、レースデビューからニュルでのクラッシュを描いた「挫折編」、ル・マン24時間レースに挑戦する「勝利編」って感じになっています。

GT7ではライバル役の車のリバリーを作ってる人がすでにいます。

ツイッター/Xでも書いてる人がいましたが、この映画は凄くベタにジャンプ漫画っぽいです。

登場人物は、「夢がある主人公」「鬼コーチ」「主人公とすれ違う親父」「金持ちで嫌な敵」「主人公が気にしてるヒロイン」・・・非常に分かりやすい。
観た後に微妙な感想になる映画にありがちな「アイツは結局何だったんだ?」ってなるキャラクターがほぼいません。

映画の展開も

天才ゲーマーが速い!

でもすぐ勝てない

努力して好成績出た!ライセンスゲット!

クラッシュで被害者を出してしまった…やめたい

熱血教官の過去を知る。主人公気持ち切り替わる

熱血教官のトラウマ・ル・マンに挑戦!

表彰台!!!

分かりやすい。
観てる側がどこで熱くなればいいか分かり易くて、非常に観やすい作品だと思いました。

■結構まんま実話

ヤン・マーデンボロー選手も「GTアカデミー」も、レース業界やグランツーリスモに関して知ってる人にとっては有名ですが、映画のレビューを見てると「実話ベースだというが、どこまで実際の話に近かったのだろう?」みたいな感想もチラホラ。

ゲーマーからレーサー、というだけでも世間的にはホントに実話か?って反応になりそうですが、映画に出てきた大体の話は実話かと思います。

例えば、マーデンボローが挫折するニュルでのクラッシュも、ル・マンの話と時系列が前後しますが、2015年のVLNで(本物の)マーデンボロー選手が同じクラッシュしてますし
(よくこの件を映画化出来たな…)

初めてのル・マン挑戦でGTアカデミー仲間と共にプロトタイプカーで走り、途中で雨が降る中走って3位表彰台に入った…というのも実話。
(GTアカデミー仲間は同期ではなく、2011年にはル・マンクラス2位に入ってる先輩のオルドネス選手だとか、3位はレース後の繰り上げで入った…とか、細かいところを気にしてはいけない。)

大筋の話は実話通りで、親子の関係だとか、鬼コーチとの絆的な描写とか、そういう所を「ジャンプっぽく」作ってそうな感じですね。

■個人的に好きなキャラクター

どんなボンボンでも、リアルでこんな幅寄せしたら速攻退場です。

個人的に好きな登場人物がいて、それはライバルチーム「CAPA(キャパ)」のドライバー・ニコラス・キャパさん

金のランボルギーニでGT-Rに幅寄せしてるシーンが予告でも流れますが、この人最初から最後までしっかり悪役なんですよね。

なんかこう…最近のアニメとかって「悪い奴かと思ったけど、実は思想があってイイ奴」みたいなキャラ多いじゃないですか。
キャパさんはそうじゃないんですよ。金持ちの息子でちゃんと嫌な奴。
だからマーデンボローがキャパに勝つと、ちゃんと気分が良い(笑)

ジャック・ソルター

あともう一人、「鬼コーチ」のジャック・ソルターさん
なんかこう…雰囲気が僕がS耐で所属している「TRACY SPORTS with DELTA」の田中監督と似たものがあります。

厳しくもよく見てくれている所とか、レースじゃない場面ではフランクさがあるところとか、レースに対する真剣さとか…。

なんか、凄い既視感を感じるシーン

僕もeスポーツ上がりとしてレースしてて、映画内のヤンと重なるものがあるだけに、途中から「チーム・ニスモ」が「TRACY SPORTS with DELTA」に見えてきた…笑

序盤にソルターに怒られたりアドバイス貰ったりしてるヤンが僕に見えて、最後ソルターと表彰台で乾杯するヤンが冨林に見えます。
(後半のヤンになれるよう、頑張ります。)

個人的にこの2人が好きなんですが、観たのが字幕版なんですね。
日本語吹き替え版だと、またキャラの印象が変わると思うので、2回目は吹き替え版を見てみたいな~と思ったり。

吹き替え版にはグランツーリスモで世界大会に出てる、ベテランの山中パイセンこと「山中智瑛選手」も声優に挑戦しているらしいのですが、一体何役なんだろうか・・・。気になります。

そんな山中パイセンですが

明日、僕が出場する『WAKUDOKIグランツーリスモ7GP 2023』で、実況されています!

本日Day1があったのですが、当日初めて生放送があるのを知りまして…笑
明日のDay2も、おそらくYoutube生放送があると思いますので、お時間ある方は是非ご覧いただけたらと思います。

僕が出場する「エキスパートクラス」のルールですが、ハイパーカーのGR010ワンメイク×富士スピードウェイでのレースになります。

Gr.1マシンは苦手で、尚且つどういった方が相手になるか分からないので予測不能ですが、練習してとりあえず頑張ります!

映画レビューから強引に明日の宣伝をしたところで、今回は以上!

岡田

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