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利尻島ー下川町・津別町へ(面白いまち)

9月前週は、札幌から車で稚内までいき、利尻島・下川町・留辺蘂・陸別町・足寄・津別町に出張した。

利尻富士町フェリー乗り場より

稚内〜フェリーで2時間強、利尻島に上陸した。平日なのに船内は中国人観光客で賑わっていた。利尻島は、利尻富士町と利尻町で成り立っている。名物は昆布らしく、観光名所としては、プロポーズ名所ともいわれるあの「白い恋人」の丘もある。
この日は雨だったので、フェリー乗り場の目の前にある、やってるのかやってないのかわからない自己主張0の珈琲店に立ち寄った。アーモンドローストコーヒーを注文したが、これが、私的史上No.1,2を争うほどの絶品だった。
お昼時を過ぎると、窓の外には、偶然虹がかかっていた。
利尻島では、思いがけない、絶品&絶景に出逢った。

利尻フェリー乗り場からの虹
利尻島での絶品珈琲「PORTO」

その次は、下川町に向かった。中国公認「万里の長城」がある街だ。それ以前に、「コモレビ」という綺麗な町おこしセンターがあり、下川町の飲食店や街で活躍する人の紹介コーナーなどがあった。9月中旬なのに、朝の気温は4℃。8月はうどん祭り、2月はキャンドル祭りをやるらしく、この街の大人は柔軟性が高く面白い方が多いと感じたので、今度は観光で極寒の時期にまた訪れたいと思った。個人的に「街づくり=地域に新規性が高くフラットな面白い大人が何人いるか」の思想なので、下川町は、応援したい今後注目の街の一つだとおもっている。

町おこしセンター「コモレビ」
「コモレビ」施設内


移動途中、美深町の道の駅に立ち寄った。美深産キャビアが有名らしい。地方あるあるだと思うが、ほかに目立った観光名所がなかったり、分散していたりすると「道の駅」はいつも混んでいる。

美深町道の駅

移動しながら、興部町と浜頓別町も立ち寄った。興部町の道の駅には、金賞を受賞した乳製品やソーセージが何種類か立ち並んでいた。中でも、ヨーグルトが絶品だった。

興部町「道の駅」

浜頓別町も道の駅だけ訪れた。施設内には、海鮮の自動販売機があるなど、オホーツクの道の駅という印象だった。本州生まれの私にとっては勝手に「オホーツク=海鮮」というイメージだったが、九州のようないくつか木を基調とした公共施設が目立つ。

浜頓別町「道の駅」

最終日は、津別町に訪れた。津別町も、面白い大人がいる街だった。3年前に建てたばかりという役場。「役場っぽく見えないデザインに」ということで、内装も本当にオシャレで開放的な空間だ。この町には東京五輪のメダルケースを作った会社や、小さな美術館もあるそう。「アイディアをカタチに」そんなラフでフッ軽な大人が集まっていそうな印象だった。津別町も好きな町の一つになった。

津別町役場
津別町役場内

津別町から札幌に戻る途中、「日本一寒い町」という陸別町の道の駅によった。陸別から東京ディズニーランドまでの距離が930kmということで、今回の出張で道内を1500km移動したので、はからずも北海道から千葉は意外と近いんだなと思ってしまった。それくらい、北海道は広くて感覚がくるってしまう・・・。

陸別町「道の駅」
道の駅内

足寄〜札幌まで高速にのった。その前に、腹ごしらえしようと足寄で豚丼を食べた。これで1200円。リーズナブルだ。

足寄「特豚丼」

利尻島からはじまった出張は、無事終了した。
思いがけない絶品・絶景が詰まった利尻島。
面白い大人がいて、これから応援したい下川町・津別町。地方創生の旅はこれから、まだまだ続く——

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