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ハンガリー🇭🇺day1


ホルトバージ国立公園 プスタ🐴

7時半に起床だ。今回訪れたHortobagyは現存する中央ヨーロッパ最大の牧草地だ。

https://worldheritagesite.xyz/hortobagy/

ちょっと歴史のお話✍

今日の最大の目的はハンガリーの大多数を占める民族、マジャル人のルーツである遊牧民(様々な遊牧民族が複合して形成された)の伝統芸能である馬術を見学すること。

よくアジア系民族と称されますが、様々な民族が複合して形成されていますし、何より現在のパンノニア平原に定着して久しいため、普通にヨーロッパの民族と捉えるのが正しいのかなと思います。
一方でマジャル語の言語的特徴は周囲のゲルマン系やスラヴ系等とも異なっていて面白いのも確かです。(名前の順番が姓名なのとか個人的には親近感湧きます🤝)

いざホースショー🐴

とまあ、真面目な解説をしてしまいましたが…
目的であるプスタ(荒地の意)でのホースショーは10時、12時、14時、16時(冬期はないらしい)があり、当然張り切って初回を狙って宿を9時過ぎに出発した。

場所はこちらです。https://maps.app.goo.gl/UEn937M1SubfHPD87?g_st=ic

ホースショーの公式サイトです。開催時間などはこちらで最新のものを確認してください。
http://www.hortobagy.eu/hu/


今回の訪問ではこちらを参考にさせていただきました。2019年の記事なのでご注意を。

さてGoogleマップ的には宿から30分歩けば着くはずだった。


のどかな道
既に牧草地の雰囲気漂う

しかし示されている道を行くと、草木が両脇に生い茂り次第に雲行きが怪しくなってきた。

この後兎が横切った🐰

先程参考にした記事でも言及されていたが、Hortobagy駅から最短で向かう道は川を渡る辺りで通行止めとなっていた…orz

字が汚い
読めなくても分かるやつや


元来た道を辿り駅から仕切り直し。線路と駅舎の間に立ち、線路に向かって左へ線路沿いを歩く。

スタンド・バイ・ミー感
道が出現

あとはもう自信満々に歩き、無事川を渡れた。

足元が不安な橋
道路に出れた!

再度Googleマップを起動してその通りに歩いた。日差しなのか緊張なのか汗が止まらない。

サクランボと桃のあいのこみたいな木の実


無事Matai Menes(声に出すとスターウォーズみある)に着いたが、時刻は11時前。まあ道引き返したりしてるから最初のショーに間に合う訳は無い。
それでも施設内は馬に触れ合ったり、屋内展示があったりと充実していたので全く退屈しなかった。

無心でムシャムシャ
男心がくすぐられる


12時のショーのチケットを購入し馬車に乗り込む。(4,000HUF 1HUF≒0.44円 2024/07/15現在)

立派な体躯
平原を行く

ツアーは1時間程度でホースショー、プスタで飼育されている動物達の見学が組み込まれている。
最初に目玉のホースショーだ。

2頭の背に立ち乗り!
敵から身を隠すために寝そべる


写真じゃ伝わりきらない躍動感がある。現代までちゃんと受け継いでいるんだから大したものだ。
しかしこれで終わらない。

こういうのですよ、ワクワクする
固有種の角が捻れた羊
灰色牛
水浴びをする水牛
アジア原産らしい

終わってみればあっという間。プスタの大自然の中で風を浴びながら充実した時間を送った。

町を楽しみ尽くす


ツアーが終わってホルトバージの町に戻ってきた後も、名残惜しくて色々な場所で写真を撮る。

空が高い
先に寄っておくべきだったか


こういう施設もあります。向かいにインフォメーションがあるので、最初に色々聞いておくと更に楽しめるはずです。


現代アート?

荷物を取りに宿へ急ぐ。

ソ連軍戦車が飾られてたり


宿代をハンガリーの通貨フォリントかユーロで選択出来たため、入国したばかりで(しかも昨日は日曜だった)フォリントの持ち合わせの無い僕はユーロで支払ったが、お釣りが足りない言われた。ので、販売しているコーラやビールを貰うことに。

暑い日はこれよ

ゴクゴクやりながらすっかり上機嫌で駅へ向かう🍺
余談だが、ハンガリー人も1,2%程度下戸がいるらしい。なんだやっぱり遠い親戚じゃないですか!🤝

ブダペストへ🚆

15:59 16:30 Hortobagy ▶︎17:22 17:50Fuzesabony 🚃
 17:27 18:27 Fuzesabony ▶︎ 19:05 20:21Budapest🚆
15時過ぎに駅に着いたものの、遅延で16時半頃出発となった。駅長に乗り換えがどうなるか尋ねると、大丈夫来たやつに乗れば良いとの事。オンラインでチケットを買ってしまっていると、こういう時に融通が効くのか心配になる。
エアコン無しの電車は窓がみんな全開、しかし風を感じられないので。時折立って身を乗り出す。

無事Fuzesabony(フツェスボニ? ハンガリーの地名は読みが難しい)に着いて乗り換え電車を待つ。
幸いそこまで待たずに来た。

左が出発、右が到着


今度の列車はエアコン付きで顔もシュッとした車両。
WiFiまでついてて至れり尽くせりだ。

ご丁寧に経路も出る

車内の案内板通りにBudapest-Keleti駅に到着し、宿への道を行く。今日は夕食は何か買って軽く食べよう。

首都に相応しい豪華さ
風格抜群
整然と石造りが並ぶ

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