第1回APD読書会レポート
2022年4月9日に開催したAPD(聴覚情報処理障害)読書会レポートです。
ふと思い立って、APD読書会なるものを開催してみました。
本を読むことで語彙力が向上してことばを推測しやすくなったり、自分の好きなものを紹介する機会になったり、他の人がどんな本を読んでいるのか知ることができたり、休日に午前中から活動したり、読書に関するコミュニケーションをしてみたり、新しい情報が入ってきたりと、だいぶざっくりですが読書会はなんかいい効果があるのかなと思ってやってみました。
APD読書会は、APDと関わりのある人とゆるくつながる場、新たな本との出会いの場、新たな知見を得て人生を豊かにしていく場、本を読むきっかけとなる場として機能できるようにやっています。休日のゆるい朝活みたいな感じでできれば。
定員7名で10名にお申し込みいただきました。当日キャンセルあり参加者は6名でスタッフが1名でした。途中からメディアの取材が入っています。メディアスタッフさんからも本を紹介してもらいました。
内容としては、各参加者で自己紹介と本の紹介をして、最後にAPDについて少し話したりしました。
読書会で紹介された本
個人的には村上春樹さんの短編小説集「レキシントンの幽霊」に収録されている「沈黙」でいじめについて書かれているのが印象に残りました。
それと、自分は「頼る・伝え方・考え方」のスキルが足りていない自覚があるので、スキルアップの本も読んでみようかなとぼんやり思いました。
本の紹介のほかには、聴覚過敏やデジタル耳栓、補聴器、イヤホン、ロジャーシステム、合理的配慮についてなどの話が出ました。
感想
・興味深い本が紹介されていた
・本以外にもAPDのことを話せてよかった
・また読書会を開催してほしい
・オフラインのイベントに参加できないのでオンラインのイベントもいいなと思いました
・いろいろな方から、自分が知らない本の魅力を教えていただくことができた
・みなさんに教えていただいた本に興味をもった
・他の人もAPDで悩んでいらっしゃることや補聴器の情報もわかって良かった
読書会は、興味関心が広がったり、午前中から活動すると1日が充実する感じがしたり、新たな本を知れておもしろかったのでまた開催しようと思います。ご参加いただきましたみなさまありがとうございました。
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