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第2章 その③

11人の一致団結した女子たち

高2になると、クラスの女子が科目選択で、たったの11人だけになりました。
 
その中に、この11人の女子を全員仲良く過ごせるように、まとめ役を担ってくれた方がいました。
 
その方は生徒会長でもあります。
 
 仲良くなるポイントは、毎日ありました。
 
まず、全員に「あだ名」を付けることから始まりました。
 
 
私は、あだ名で呼ばれたことがなくて、どんなのを付けられるのかな、ってちょっとドキドキしてたんだ。
 
誰かが、私は名前の中に「い」があるから「ゐ」を入れよう!と言ってくれて、人生初のあだ名を付けてもらったよ。
 
あだ名で呼ばれるって、仲間になれた気がしたよ。
 
 
そんな高2生活で、私にとって、忘れられない人生のベスト5に入る思い出があります。
 
それは「北海道修学旅行!!」
 
行けたんです!行ってきたんです!!
 
修学旅行なんて小6ぶりだよ~~!!
 
飛行機に乗るのも、みんながいろいろ教えてくれた。
 
保安検査や、到着してからの荷物受け取りは、ピピピとか鳴ったらどうしよう、荷物がどこか違う所に運ばれて行っちゃったらどうしよう、と心臓バクバクでしたが、大丈夫だよ、とみんなが言ってくれてビクビクしながらも北海道の地へとたどり着きました。
 
バスで小樽運河に行ったり、朝早く起きて電車に乗ったり、トンボ玉を作ったり、海鮮丼は2杯食べました!
サーモン、おいしかったな~!
 
ずーっと11人で一緒に行動していたんだよ。
 
卒業してからも、私は中退しているというのに、みんなで箱根に行ったんだよ。
それも、一泊二日の旅!
 
鈍行列車で行ったよ。箱根湯本の駅に停まっているロマンスカーを見て、
「いつかロマンスカーで来てみたいねぇ。」とみんなで言ったり。
 
飲み会に何度か誘ってくれたよ。(私はお酒は飲まないです。)
 
だんだん、みんな、お仕事とかで忙しくなっちゃって、声が掛からなくなったけれど、私は感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
これも、まとめ役になってくれた、あの方がいてくれたからこそなんだ!
 
この場をお借りして、感謝申し上げます。
どうもありがとう!

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