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赤ちゃんの寝かしつけのコツ

「なかなか赤ちゃんが寝てくれなくて」

子育て中の共通の悩みです。特に夜間寝てくれないと本当につらい。こっちも一緒に泣きたい気分ではないでしょうか?

目次
1.育児の中でも寝かしつけは難易度が高い
2.寝かしつけ 乳児前半
3.寝かしつけ 乳児後半
4.わが子の寝かしつけのツボを見つけよう
5.幼児期に向けて方法を変えよう
6.まとめ

1. 育児の中でも寝かしつけは難易度が高い
寝る子は育つとは言いますが、子育て中ならご承知の通り、赤ちゃんは大人が思っているようには寝てくれません。

寝かしつけに苦労しているパパ、ママ。ほんとうにおつかれさまです。

お腹がいっぱいでも寝ない。空いていても寝ない。オムツをきれいに替えたけどダメ。抱っこで寝ていたのに布団に置いた途端にギャー。夜間は一晩中泣いていたなんてこともあるでしょう。

寝かしつけは毎日のこと。これをママひとりに任せるのは酷というもの。寝かしつけは子育ての中でも難易度が高いのです。ここをおさえておけば子育ての負担感がずいぶん少なくてすむのです。

2. 寝かしつけ 乳児前半
新生児から生後6か月頃までの発達はどうなっているでしょうか?

栄養は母乳やミルクだけで育っていく時期です。消化機能がまだ未熟なため、栄養は消化がよく栄養が効率的にとれる母乳やミルクを飲みます。また胃の容量が小さいために昼夜問わず
頻回に飲んでいる時期です。

生後6か月の赤ちゃんの運動機能の発達は次のとおりです。
 首がすわって、自分で頭を支えられる
 寝返りがうてる
 寝返りで移動もできる
 ハイハイ(ずり這い)ができる
 支えがあれば座れる
 モノをつかむことができる

挙げてみると、できることは少ないですよね。
そうなんです。まだ赤ちゃんなのです。
だから、寝かしつけの方法も新生児の時とそれほど変わりない方法となります。

寝かしつけの方法は次のとおりです。
①授乳でお腹を満たす
②夜間であれば薄暗くする
③月齢が小さい赤ちゃんは足をあぐらをかき、 小さくなるように抱っこ。寒く時期はおくるみをすると、布団に置いた時に冷たくない。
④ゆっくり揺らす。歩くくらいの揺れ
⑤焦らずじっくり寝るのを待つ
⑥月齢が小さい赤ちゃんは胎内音も有効

この頃の寝かしつけ方は多少の違いはあるでしょうが、基本的には同じ方法でOKです。

母乳以外はママでなくてもできます。身体が大きい男性は抱っこに安定感があるので赤ちゃんも安心して寝てくれるでしょう。

男性の場合は、動作が大きかったり、力が強すぎたりすることがあるのでソフトタッチでお願いします。

3. 寝かしつけ 乳児後半
生後6か月から1歳くらいまでの発達をみてみましょう。

栄養は生後6か月頃から離乳食が開始しています。だんだん食事の種類、量が増えていき、食事の形態が乳汁から固形食に変わっていきます。これとともに、頻回な授乳から1日3回の食事と2回のおやつへ生活リズム自体が大きく変化していきます。

運動機能の発達は以下のとおりです。
 支えなしで座れる
 ハイハイが高ばいになり、移動のスピードが 
 速くなる
 つかまり立ち、つたい歩きをする
 ひとり立ち、歩行が始まる

睡眠は、一晩に何度も起きていた睡眠パターンから、1度に長く眠れるようなパターンに変わってきます。この頃には日中2回くらい昼寝をするようになります。昼寝をしっかりさせることは夜間の睡眠にとっても大切なことです。

このように半年前と比べると劇的な発達が見られます。この時期の後半は乳児というよりは幼児に近いと言えます。

そうすると、寝かしつけ方は変わってきます。

寝かしつけの方法の一例はこのようになります。
①規則正しい生活のリズムをつくる
②寝る時間を決める
③寝る前の動画はほどほどにする
④就寝前の習慣をつくる(絵本、手遊びなど)
⑤日中、忙しすぎるスケジュールは避ける

それぞれの家庭、子どもによって違いは出てくる頃です。子どもの発達を見ながら寝かしつけ方を変えていきましょう。

夜泣きもこの頃から出てきます。日中の刺激の多さが関係していることもあります。大人にとっては普通でも、子どもにとってはハードスケジュールになることがあります。スケジュールはのんびり、ゆったりで。

夜泣きの時は一旦起こしてリセットするとよいようです。一回起こして、また最初から始めましょう。

パパもママと同じステージで寝かしつけができるようになります。寝かしつけているつもりが先に寝てしまってもいいのです。一緒に眠ってくれる人がいることが、子どもにとっての安心なのですから。

ここで注意することが2つあります。

1つ目は寝かしつけのための授乳は卒業していきましょう。

いずれ卒乳や断乳の時期がきます。いつまでも添い寝で母乳は与えられません。断乳の相談で寝かしつけに困るケースが多いです。寝かしつけにはとても便利なやり方ですが、徐々に変えていくことをおすすめします。

2つ目は、夜間の頻回な授乳もやむを得ない場合を除き、やめていきましょう。

3度の食事ができるようになれば、夜間に栄養を取るための授乳は必要ではなくなります。赤ちゃんは安心のために欲しがるようになります。

ママの体力が続く場合はいいと思いますが、1歳で断乳を考えていたり、復職する場合は徐々にやめていきましょう。

4. わが子の寝かせつけのツボを見つけよう
乳児期後半になると、子どもの個性がだんだんわかるようになってきます。その子にあったやり方を見つけることができると、子育ては断然やりやすくなります。

まずは観察です。何ができて、何ができないのか。好きなこと。嫌いなこと。かまって欲しい子もいれば、そうでもない子もいます。

いろいろ試してみながらわが子のツボを見つけてみましょう。

5. 幼児期に向けて方法を変えよう
乳児と幼児のなにが違うかといえば、活動量と思います。歩けるようになると途端に活動できる範囲が拡がります。

活動できる範囲が拡がると、好奇心が芽生えてきます。そして、どんどん活動量が増えてふえいきます。

活動を支えるのは、食事と睡眠です。

よく遊んで、食べて、眠れるような環境を与えるのが子育てです。

よく眠るためには、日中しっかり身体を動かして遊ぶことそして、規則正しい生活をすることが大事です。

これは大人にとっても同じこと。自分たちの生活もこの機会に見直してみるといいですね。

6. まとめ
子育ての悩みの1つの寝かしつけ。1人でお利口に寝てくれる赤ちゃんのほうが少数派です。

避けることができないのであれば、どうすれば攻略できるかゲーム感覚で考えた方が楽しいですよね。

基本的なことは書いてみました。あとはひたすら観察してカスタマイズしたものを作りあげてみてください。置かれた状況を楽しんだ者勝ちですよ。

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#イクメン


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