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アロマディフューザーを改良する

注:ここで紹介しているものは未塗装です。正式にはオイルまたはガラス塗装を施す予定です。

HMJ2024で「一枚羽根風車のアロマディフューザー」が割と評判が良かったので、気になっていたところを改良することにしました。

何を変更したかというと…

  1. 強めの風で回転翼の先端が支柱に触れることが有ったので、支柱の位置をずらす。

  2. 風の感度を上げるために、回転翼の角度を調整。

  3. 尾翼の形を角ばったものから丸みをつける。

  4. 尾翼が本体から外れてしまったことがあるため、そのような事が無いようにピンを打つ。意匠的な意味合いも。
     ☞ 何度もテーブルの上から落下させたり雑に扱っていたため。普通の扱いでは問題ないと思いますが、念のため

  5. 背中から見たとき中央部分が寂しい感じがしたので、意匠的な変更を施す。

  6. エッセンシャルオイルのタンクをアロマウッドのような形に変更。

なんか、いっぱいあるな…

1と2は関連していて、回転翼を風の流れに対して平行にすると、支柱に当たりやすくなますし、直角にすれば触れなくなります。

以前は、30°ほど傾けていたのですが、今回は45°にしてみました。
…なので、以前より支柱にぶつかりやすくなるため、間隔を開けるように調整しました。

角度の新旧比較。右側が新しい方。
旧作(左)の尾翼は尖っている。
背景が汚い。(笑)すみません。_o_

回転翼の大きさも一回り大きくしました。
結果、微風に対する感度は良くなったと思います。

3と4 尾翼に丸みを持たせる。補強のピン設置

後ろの部分に丸みを持たせました。柔らかい印象になったでしょうか?

旧作だと、鋭角すぎてツンツンした感じだったので、丸みを持たせるように変更してみました。

尾翼の側面に丸い点が2つあるのは、尾翼が本体から脱落しないようにするための補強のピンです。
敢えて違う色の木を使って意匠面でも工夫してみました。

5.背中から見た時の…

本体の中央部分で、台座からの支柱が貫通しているように見えると思いますが、旧作ではこの部分がありませんでした。

…が、なんとなく、寂しい感じがしたので、これを追加。

背中から見た図。上と下で材種を変えています。したが楢、上がブラックウォールナット

機能的には何の意味もない(笑)ですが、見た目的にはバランスが良くなった…(かな?)

6.エッセンシャルオイルの…

モニターになっていただいたお客様からのご意見で、旧作のタンクだとオイルを注ぎにくくて、溢してしまうのでタンクに振りかけて使っているとのこと… 

そんなんなら、いっそのことアロマウッドの様にしてしまった方がいいか…

ということでそのように変更してみました。

こんな感じ。へこんだ部分にオイルを振りかけてください。

言い忘れましたが、全体の高さも低くしました。2cmくらい。

その方がバランスが良いような気がしたので。

色々、やってみた結果、旧作よりは全然いい ※弊工房比較(笑)です。

旧作です。

ディフューザーに関心をお持ちのお客様、思ったより多い印象でしたのでこれ以外にも試作しているものがあります。

モノになりそうだったら、改めてご紹介したいと思います。

なお、本作品は近日中にECサイトに掲載の予定です。よろしかったらそちらもご覧ください。

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