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その子は本当にかわいそうなの?

こんにちは、心と身体が楽になる親子コーチング 
近藤きょうこです。

その子は本当にかわいそうなの?


小さい子どもが泣いていると…。

我が子が泣いていると、あなたは何を感じますか?

・いつまで泣いてるの?とイライラしてくる
・あなたは泣けて良いわね、と自分が悲しくなる
・なんて可哀そうなんだろうと、何かしてあげなくてはいけない気持ちになる

いろんな気持ちを持つ方がいると思います。

イライラするに関しては、たくさん書いているので、

今日は可哀想な気持ちになる あなたへ向けて・・・

その子はホントに可哀想なの?

子どもが泣く理由・・・

赤ちゃんのころはお腹が空いたなどの生理的欲求を訴えているので、確かに何かをしてあげなければ赤ちゃんは生きていけません。

いろいろしてあげても、泣き止まない時…大人側の無力感を感じることはありますね。

でも、それは大人側の虚しさ悲しさ。

でも、赤ちゃんは、悲しくて泣いているわけでは無いですよね。

​​​もう少し大きくなって2,3歳の頃


イヤイヤ期も重なって、この頃の子は自分の気持ちの表現として泣くこともあるし、一人でやりたいのに出来ない!そんな苛立ちから泣くこともありますね。

あまり大きな声で盛大に泣かれると…さすがに参りますが…でも、これは成長の過程で必要な事。

一人で解決できないことは、大人の手助けも必要だけれど、どこかで、自分の気持ちに折り合いをつけたり出来るまで何度もやってみないといけない時期。

子ども自身が解決する能力をすでにつけ始めているんですよね。

娘が泣いても、悔しがっても、、、、手助けしないで見守ろうと思ったのは、この「子ども自身が解決する能力」を摘み取りたくなかったから。

私もそばで見ていて‥‥正直言えばとても切ないけれど、泣く自由。悔しがる自由を奪わない事も大事なんだと思っています。


もちろん、娘が助けて!と言ってきたら一緒に奮闘する事もあるけれど、娘からはその言葉は今は聞かれないので、きっと、彼女自身の中で今は葛藤してるけれど旗から見てると、具体的に動いているわけでは無いけれど、頑張ろう!と奮闘しているのだと思うのを、なんとなくだけど…感じます。


「困ってる子(可哀想な子)には、
手を貸してあげなさい」と言われて育った私達


よく、学校で「困って居る人(子)には、手を貸してあげなさいね」と言われて育った私達。

今でも、わが子の話を聞いているとあるのだと思いますが、「困って居る時に手を貸す事」は助かるし、大事なんだけれど、「その人(子)は、ほんとうに困って居るの?」

何とかしようと、大人が勝手に手を出してしまうと、その子自身が自分の力で成長する機会を奪ってしまう事にもなりかねません。

自分の感情に向き合う事。
自分の力で問題を解決していく力をつける事も大人としては、大事な機会を見守ることも大事なんだと思います。


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