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#ネタバレ 映画「明日への遺言」

「明日への遺言」
2008年作品
裁けば裁かれる
2008/7/14 16:01 by 未登録ユーザ さくらんぼ(修正あり)

( 引用している他の作品も含め、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)

そもそも戦勝国が敗戦国を裁くのは如何なものか。それは当事者(米国)が、もう一方の当事者(日本)を裁けば不公平な裁判になるからです。
私などが言わなくても、とっくにこの様な理屈は世間に流通しています。

でも、もうひとつ、当事者が当事者を裁くことの難しさを見せてくれたのがこの映画でした。

捕虜を処刑した日本側を非難する米国に対し、大空襲でたくさんの民間人を殺戮した米国を逆に非難する被告。

当事者同士、裁けば裁かれるのでした。

そう言えばこれも聖書か何かにありましたね。

「汝裁いてはならない。裁かれないためである」。


( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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