子供時代の"禁止"が大人になって激しく影響する人、しない人…について考えてみた
ネットにこんな記事があがっていて、
これに対して「結局人による」との書き込みがあったので、
「人による」とは、どんな人なら影響を受け、どんな人なら影響を受けないのか?考えてみました。
私の友人は、自然派で育てられ、オーガニックの食べ物ばかりを与えられて育ちました。
大人になり、自分で生活をコントロールできるようになった今では
子供時代の"禁止"による欲求爆発がおき
毎日コーラを飲み、カップ麺を食べています。
子供時代に押さえつけられた欲求は大人になってから満たすのが案外大変。
しかし、
人によって"禁止"による爆発がおきないパターンもあるので、なにが違うのかを分析してみました。
以下私独自の見解です。
私はよく人のタイプを2つにわける考え方をします。(確立された理論はなく、あくまで独自のものです。)
それが
【拡散タイプ】と【集中タイプ】
前回のアート思考&デザイン思考のセミナーでそれぞれの特徴を説明したので、下記に同じ内容を記します。
【拡散タイプ】
・行動的でアグレッシブ
・新しいものに目ざとく物知り
・積極的なコミュニケーション力
・アイデア豊かな連想力
・好きなことには集中できる
・頭の回転が早い
・強い感受性からくる共感力
→集中力がない、すぐに興味が移り変わる、特定のことが長続きしない、距離感がない
と言われることも。
☆読みかけの本が沢山あるタイプ
☆創作はプロセスを楽しむタイプ
☆デザイン思考向き
【集中タイプ】
・途中で飽きたり面倒くさがったりしない
・単純作業やルーティンワークが得意
・決めたことは守る
・一人で行動する事が苦にならない
・細かい情報処理が得意
・集中力が高い
・専門的能力に優れている
→話を聞いていない、特定のことにしか興味がな い、マイペース、気を遣えない、内向的と言われることも。
☆本はちゃんと読み切るタイプ
☆創作はコツコツタイプ
☆アート思考向き
必ずどちらかに当てはめて考えなくてはいけないということはありません。
どちらの要素も持っている人は沢山いますし、各割合も人それぞれです。
これを私は、人のマネジメントやレッスンを考えるとき、子育てや人間関係…とあらゆる場面で、あくまで《参考》として利用しています。
ちなみに、有名な精神科医・心理学者であるアドラーが提唱する【内向型と外向型】は心のエネルギーの向き方を捉えたものですが、
上記の私の理論にまるまる当てはめる事ができますね。
内向型→集中タイプ
外向型→拡散タイプ
私は5年ほど前に集中タイプ、拡散タイプという考え方にいきつきましたが
(当時はADHD気質、アスペルガー気質と呼んでいましたが、人によっては誤解を招く言い方なので改めました。)
その1、2年後にアドラーをかじり、内向型、外向型を知り、私の感覚の裏付けができた思いで嬉しくなったのでした。
はなしが脱線しましたが、
禁止による欲求爆発が起きやすいタイプが
【拡散タイプ】
だと思っています。
(サンプルが少なすぎますが)
拡散タイプの友人を見ていると子供時代の禁止や制限が大人になって大きく影響しているのです。
一方で
集中タイプでも子供時代の禁止による影響は0ではありませんが、拡散タイプと比べると少ない影響で済んでいるように思えます。
確信に至るまでにはいきませんが
なんとなくそんな感じがするなぁと書いてみた次第です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?