黄金のレガシーはどうしてこうなったのか
まえがき
この記事は以下の観点から書きました
俺はどうしてもFF14がまた最高のゲームになってほしい
まだやり続けたい
悪いところは改善してほしいし、少なくともさらに悪化するのを見たくない
前回の記事は、あくまで感想
できるだけゲーム内容に関する事実とそれに対する感想だけにした
制作側の意図や状況について憶測したり、こうしたほうがいい、というような提案は意図的に避けた
今回は、あえて憶測を述べる
でも、できるだけ制作側に好意的な解釈をしたい
誰だってひどい作品を生み出したいと思ってる人はいない
なんか大きい原因があるはず
まあハンロンの剃刀という言葉もありますが……
妄想的結論
終わりの始まりとして出されたのが黄金のレガシー
ビジネス判断としてFF14はなかば故意に殺されようとしている
商品としてのFF14を〆にかかっている
製品ライフサイクルでいうところの成熟期の戦略
憶測の黙示録
第一の封印:FF16
新規開発にリソースを割くのは当然の経営的判断
そのリソースは?
当然成熟期に入ったFF14から持って行く
第二の封印:ありえんクソシナリオ
結果として経験の足りぬスタッフが担うことに
彼らは悪くないよ、最初は誰でも絶対に経験が足りない
でもこれを拡張でやるんだね?
破綻していることを絶対にわかってて出してる
修正コストはない
だって次回作の制作リソースにまわしたからね!
第三の封印:グラフィックアップデート
顔が変わった人がいるのはかわいそう
俺はアウラだからダメージ少なかったけど
でもやっぱ鱗の感じ、ちょっと変だよ
でもそれよりもでかい問題がある
そもそもなんか「改善」したか????
変わっただけ
よくなってない
まあ草くらいか
「グラフィックの向上」という謳い文句で「グラフィックの変更」したらそりゃ叩かれるよ
嘘だから
これだって気づいてないわけない
でもこれ以上は成熟期の商品にかけるコストではない
第四の封印:世間の不評に対して1mmもコメントせず
もう1ヶ月過ぎました
継続するタイプのサービスで、不評対応しないことは普通ありえない
得意先のクレームを無視するやついないだろ
最悪でもお詫びと再発防止策を出すはず
「次」があるから
一度きりの付き合いなら無視という戦術も十分あり得るけど
ということは不評の発生とその無視は既定路線ってこと
不評が予想外なら対応してるはず
不評に真摯に対応しないのは、まさに根性版と同じ轍
でも根性版は根本的対応として新生した
あれは成長期だからコストをかけられただけで
今このタイミングではやる価値ないってことやろね
これから続く兆し
第五の封印:パッチのペースは遅くなる
第六の封印:PLLの内容が薄くなる
第七の封印:サーバやデータセンターも集約
そしてラッパは鳴らされ、災いが来る
垣間見える運営の思い
もう、最高のコンテンツを作らなくてもいい
FF14はもう十分に儲けた
フィナーレがどう考えてもピーク
これからは低コスト運用体制を目指す
そこそこの客数を、少ないリソースで維持する
増やさなくていい
それが一番儲かる、そういうフェイズに入った
結果として
クオリティが下がってもいいし
その結果人が減ってもいい
どうせゼロにはならない
残ったファンとの密なつながりは強化する
成熟期以降の稼ぎは信者の数が左右する
ファンフェスとかは変わらず盛況にやる
不評は無視する
不満分子の離脱はもはや不利益にならないから
スタッフが全員こう思っているわけはない
黄金のレガシーのあり方を見ると、全体として、こう見えるという話
最高のときはもう二度と戻らない
考えれば考えるほど、この流れを止めることはできない気がする
企業として合理的な判断だと思えるから
真っ当なマーケティング戦略の中でFF14は死んでいく
かなしい
避けられない
これが終末なのか
終末を退けた我々ヒカセンがなすすべなく終末を迎えることになるなんて
なんて皮肉
もちろんこれは妄想
こうならないことを祈っているし、そのためにこれを書いている
追記
公式のインタビュー記事
「賛否両論は想定通りで特にショックは受けなかった」だそう
完全に黙示録通りの流れで何も言えない
当たらないでほしかったなあ……
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