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花粉症 春風痒く蕁麻疹

体調不良で日記は書いていたのだが、あまりにもぐだぐだなんでアップ出来なかった。昨日は引きこもり。昼間はダラダラ寝ていたり。風邪っぽい。喉がいがらっぽい。風邪より花粉症なんだな。蕁麻疹も出来たりして。今日は外に出よう。

TVも録画処理とかいろいろ見てはいるのだがいまいち集中できずに寝てしまう。変な夢も見るし。いろいろ追い詰められている気がする。

読書。安藤元雄『悪の華』。前は堀口大學の訳で読んでいたのだが、図書館にこれがあったので借りた。藤原辰史『歴史の屑拾い』を読んで最初にボードレールがパリで屑拾いを観察していたという文章に惹かれて読んだでみたいと思ったのだ。ボードレールの詩よりベンヤミン『ボードレール』だった。

藤原辰史の本はエッセイなんだけど歴史学の本で難しい。第一次資料の話とかチンプンカンプンだった。松本清張が『昭和史発掘』で資料集めに藤井康栄の存在が大きかったということと関連してくるのだろう。大作家はそうやって資料を集めてもらえるが、ぺいぺいの研究者の苦労話とか。

そういえば立花隆も共産党の本を書いていたときに、どうも資料が偏っていると思ってしまったのは、花田紀凱が加担していたからだ。そこから導きだせば、松本清張の主張とは違ってくるのは当然だということ。

橋本治『窯変 源氏物語〈4〉』「須磨」を読み終えた。光源氏が雁の歌を読むと男の従者たちが連なって雁の歌を詠むのが連歌という形式と共に雁が故郷(京)を離れて飛び去る姿をそれぞれ詠んでいて雁のように連なっているのだった。このへんは紫式部の上手さだな。

今日の一句。あまり調子がよくないのだ。

花粉症 春風痒く蕁麻疹 宿仮


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