見出し画像

月餅や月食と共に反乱す

一昨日の月。昨日は引きこもっていたから月は見てない。今朝は雨。時雨っていう感じだ。午後から晴れるようだけど月食だということだ。月蝕というほうがいいのか。月食と書くと月餅が食べたくなる。あれも月に関係するお菓子なのか?やっぱそうだった。モンゴル人に支配されたときに月餅の中に「モンゴル人を殺せ」という紙を入れて反乱したとかのエピソード。お菓子に何か入れる風習があるのはなんかあったような気がする。今日の一句。

月餅や月食と共に反乱す

昨日は引きこもって「シン・俳句レッスン」をやっていた。だんだん字数が多くなってくるような。6千500字だった。2千字ぐらいでいいよな。日記だったら千字ぐらいで。その浪費する時間を他に当てたい。だいたい今は日記で一時間ぐらいか?ほかもだいたいそのぐらいだと思うが、俳句レッスンや短歌レッスンは一日はかかってまう。まあそれは勉強しているからだろうか?あまり喜びもないんだよな。義務化してきたためだろうか?

川名大『昭和俳句』を読み終えた。なかなか手こずる本だった。驚くことも多かったが。次は軽そうな本にしよう。俳句入門書的な。誰がいいんだろう。坪内稔典か?今は借りていた。

『金子兜太の〈現在〉』は金子兜太の追悼特集のような本だけど、金子兜太のもの言いがオヤジ的なんだよな。下ネタ満載で、そこが中年女性に受けたりするんだろうな。若い子には受けないと思う。俳句もそんな感じか?例えば短歌をふんどしの前垂れと言ったりする。短い方がいいというような例えで俳句を持ち上げているのだが、対談でもそれに頷いて聞いている短歌勢ってどうなんだと思う。寺山修司との対談のときに、中村草田男の模倣だと言ったら本人はかっかしていたというが、寺山修司のマルチの部分は金子兜太にはないと思う。俳句バカといえば俳句バカだった。

TVドラマ『事件』を観た。これ原作の大岡昇平も素晴らしいが映画『事件』も素晴らしいから見てほしい。殺される姉の方が松坂慶子で一番輝いているときだけど、それでも妹役の大竹しのぶに食われてしまう感じなんだよな。

WOWOWの方は全体的小粒な感じがした。キャスティングするなら、姉は長澤まさみで妹は松岡茉優だろう。ちょっと前の。あと日本シリーズを観た。いまいち盛り上がらないな。大阪のチームだからか?最近贔屓チームもないけどもっと逆転に次ぐ逆転というゲームを観てみたい。

初時雨六甲下ろしの日本シリーズ

『英米の詩・日本の詩』は近年の日英の詩人を紹介した本なのだが、女性詩というのとマイノリティの詩という感じなのか?T.S.エリオットが日本の戦後受け入れられてことに触れていた。例えばT.S.エリオットはイギリスの古典文学やキリスト教からの象徴詩だとして、雑食性を排除するというような。古典的な英語なんだが、例えばアイルランド詩人のような外部の視線がない。イェーツが紹介されているのは日本の能を取り入れた「鷹の井戸」だった。あと広島とか沖縄の詩。それと「レイプ」というそのものの詩も強烈だった。マイノリティの女性が父権制そのもの中で蹂躙されるということ。そういう短歌や俳句はないよな。

千字超えたからこのへんで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?