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大丈夫、太古から雨は友達

もう七夕なのか?短冊に願い事を書くことの重要さをこの頃になって理解している。それは言葉を出すことによって言霊の力を得ることだったのだ。暗示と言ってもいいのかもしれない。幼い頃よく歌う子がいて、彼女の歌う能力というものを今更ながら感心していたというのはそういうことなのかもしれない。雨が降っていたりすると外に出るのも辛いのだ。そんな時に一句詠む。

大丈夫、太古から雨は友達 宿仮

言霊を呼び出すことが目的なのであって、歌の良し悪しではないのだ。そう詠うことによって、買い物に行ったりするのだから。

でも昨日は朝からの雨で外出するのは控えてしまった。読書にそれほど専念できるわけでもなく、音楽を聴いていたかな。6月の雨のためのプレイリストでも作れば良かった。もう6月も終わりだった。今日はドルフィーの命日じゃないか?何か聞こう。

読書は取り急ぎ『パレスチナとは何か?』。サイードの『文化帝国主義』の変わりに借りたのだが、予約が来ていた。今日返却して、予約本を取りに行く。あと『アメリカの詩を読む』は「シン・現代詩レッスン」の一環として。アメリカの詩ではなく英詩ということなんだが、最初がポーだった。大学の講義みたいな本だからとっつきにくいのだけど、ポーの詩を参考に詩作する練習だから。

『三国志 ~司馬懿 軍師連盟~』を観た。司馬懿の妻とのいざこざ、ラブコメ調だな。

今日の一首は七夕から。

天の川
渡りそこねて
お星さま
ああ無情とは
短冊の願いだけ

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