わたしはあるひどい行いをしたことがあって自責している、といっただけで、それがなんであるかはいわなかった。この良心の重荷は、だから今日まで少しも軽くなっていない。何とか少し解放されたいという望みが、わたしに告白を書く決心をさせるのにたいへんはたらいているといっていいのだ。

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