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認知症の殺人犯は無罪?

『殺人者の記憶法』(韓国/2017) 監督ウォン・シニョン 出演ソル・ギョング/キム・ナムギル/キム・ソリョン/オ・ダルス

解説/あらすじ
アルツハイマーになった元連続殺人犯の男ビョンス。接触事故で偶然出会った男テジュから異様な雰囲気を感じたビョンスは、彼も殺人犯であることを直感する。警察にそれを告げるが、実はテジュこそが警察の人間であり、誰もビョンスの話を信じない。ビョンスは自らテジュを捕らえようとするが、アルツハイマーによる記憶の喪失とも彼自身闘わなければならなかった。そうしてまた始まった連続殺人事件…これはやつの仕業なのか――?

カメレオン俳優ソル・ギョング主演。認知症になって記憶を失っていく殺人鬼の父と警察官である殺人鬼の彼氏の娘を巡る闘い。韓国文学特有の血の濃さを感じさせる。子供を守る親の映画でもあるけどDVが絡んできて現代的でもある。日本だと役所広司が父親で広瀬すずが娘という感じ。ラストは泣ける。

原作の方も話題で原作を読まずに映画を観たが、サイコ・ミステリーで韓国特有の血の濃さを感じさせる。父のDVから父殺しをしてしまった男が殺人鬼になっていく。「必殺仕事人」のようにクズ人間を殺害していく。17年前を最後に娘と平和に暮らすが認知症で記憶が飛んでしまう。(2018/06/07)

続編『殺人者の記憶法 新しい記憶』もすぐ作られており、これは同じパターンだけどラストが違う。どっちがどっちだかわからなくなる。確かWOWOWで連続放送していたのを観た。

原作小説:『殺人者の記憶法』


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