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デートするアナベルの咲く図書館に

図書館のアナベル。今が見頃になっていた。昨日もなんとか図書館に行って予約本を取ってくる。予約しないでも探せばあるのだけど面倒だと予約してしまう。それともう一冊借りたのでまた上限十冊になってしまった。

『平岡正明著作集[上]』が新刊本コーナーにあったので借りた。全共闘世代の批評家という感じか。一世代前だから、わりと突き放して読んでしまう。バタイユの「悪の論理」とか。批評が私小説的で、その中に当時の雰囲気とか感じ取れるので読み物としては面白い。コルトレーン論(ジャズ論)が入っていたので借りた。今ではそんな聴き方する人はいないと思うが。

ゲーテ『ファウスト第二部』どうにか読み終わった。後で感想を書く(読書メーターにはアップした)。

読書は図書館が一番捗るな。けっこう自習室が好きなのだ。これからの季節部屋にはクーラーも扇風機もないんで、図書館通いが多くなる。そのあと映画とか。昨日は「ウィークエンド・サンシャイン」で話題だった『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』。ホスピスにいる友人を尋ねる爺さんの話。その過程で息子の自殺が語られ、ヒッピー世代の巡礼の旅のようなロードムービーになっていた。ただいきなり800キロも歩けるのか?実話なのかな?

これも後で感想を書く。Filmarksの方だな。今日は「シン・短歌レッスン」と「シン・現代詩レッスン」を上げておきたいところ。

今日の一句。

デートするアナベルの咲く図書館に 宿仮

そういう青春時代を送りたかった。

図書館に
アナベル咲けば
ポーの詩を
読みに行きたい
今日このごろ

日記短歌だな。図書館でキースのバッハとショスタコ聴いていた(聴き逃し)。

【聴き逃し】名演奏ライブラリー 緻密な制御力 キース・ジャレット

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