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蕉風や風を感じる田植えかな

田植え

見出しの付け方がやっとわかった。マークダウン記法というのか?半角###とスペースで小見出し、##二回だと大見出しらしい。出来ているか?本当に出来ているのか?

出来ているっぽいな。これは便利でした。💗kaze925@AIart💗note攻略法の記事。名前が難しいな。それでもスキやフォロー数が多い不思議。ハンドル名は関係ないのかな?まあ、それは後ほどの考察として、先に進む。

今日の一句

田一枚植て立去る柳かな 芭蕉

『おくのほそ道』

やっぱ芭蕉だよな。昨日読んだ折口信夫『歌の円寂えんじゃくする時』で歌論で歌の思想性を持たねば駄目だということだった。方法論ばかりに囚われて小さな歌ばかり作っている昨今の歌壇では、歌は滅びるとも。まあ、滅んでいいのだ、現に今も短歌や俳句を作っているのだから、それはどうでもいいというか、歌が滅びる前に自分が滅びたいという気持ちの方が強かった。折口信夫のいう「歌」はもう滅んでいるのかもしれない。「短歌滅亡論」なんだそうだ。

それで一応、短歌の方で目標にしたいのが釈迢空(折口信夫)であり、俳句だと芭蕉ということなのかな。意外に保守的なのかもしれない。すでにこういうことを考えることは一世代前の人なんだよな。今は歌が滅びようが滅ぶまいがどうでもいいことだったのだ。それでも方向性として、折口信夫の言っていることはもっともだと思うのだ。

芭蕉の改革は「さび」を導入したことで、その中に西行の歌からの改革としての俳句(発句)という生き様があるのだった。歌ではそこまでの改革者は出なかったという。せいぜい「しおり」(季語性の意味かな)を挟むような歌が主流となったということなんだが、これが「アララギ」派の正岡子規の主張で、それは「俳句」のほうで「写生」とか「季語」の重視を述べられているのだ。

釈迢空は「アララギ」派に属していたが、このままでは埋もれてしまうと思ったのか次第に反「アララギ」になっていく。もともとが批評精神が旺盛な人なので、先輩に噛みついたりして、歌の奥義を深めて行ったのだという。

また違う話になっていきそうだから、芭蕉に戻す。今日は芭蕉の句から今日の一句を始めたいからと思ったからだ。

蕉風や風を感じる田植えかな 宿仮

「さび」の句というより「しおり」の句か。今日の田植えとしてはルビ振りもマスターする。「Shift + ¥」|《 》ということだった。出来ているか?一箇所ルビを振ってみたのだ。出来ていた。引用とかは直接画面上で出来るから問題ないのだが、今まで見出しが出来なかったのが今日は大いなる進歩なのである。

読書

図書館で返却本4冊、借入3冊。先ほど紹介した『歌の円寂えんじゃくする時』(コピペはできるのか?)が出てきたのは『短歌と日本人〈6〉短歌における批評とは』で岩波書店から出ているこのシリーズは全巻読みたいと思っている。

図書館で『魔の山』100p.ほど。相変わらず難解だった。「100分de名著トーマス・マン『魔の山』」は予約してあるので、それが来るまでにはよんでしまいたい。今ナフタが何故イエスズ会師になったのか?という所を読み終わって「死刑論」というような。そういう議論がなされる思索小説なのだ。

『銀河鉄道の夜』はちくま文庫の全集から。天沢退二郎x入沢康夫『銀河鉄道の夜とは何か 新装版: 討議』は難しくて返却してしまったのだが、最初の対談で大体のストーリーに触れているのであっさり読めた。それも問題的もよくわかった。「銀河鉄道」はジョバンニが見た夢であり、夢から覚めるとカンパネルラが溺死していたという話なんだ。童話なのに暗い話だった。最初「銀河」がミルキー・ウェイの意味で童話でも「天の川」じゃなく道なのかと思ったが、やはり「天の川」だった。ただそれは宮沢賢治が『春と修羅』で描いた樺太線だろうというのは間違いないようである。その雪景色を銀河に見立てて童話を創作したのだろう。

読書があまり進まいので、聴き逃しで「ウィークエンド・サンシャイン」はデヴィッド・サンボーン特集。ギル・エヴァンスのアルバム紹介されなかった。フュージョン・ポップス寄りだったからか?以前にかけたことがあるからかな。カサンドラ・ウィルソン(キャンディス・スプリングスという人だった)が歌ったニーナ・シモンが良かった。


デヴィッド・サンボーンはフュージョンだと思っていたからあまり聴いたことはなかったな。そういう偏見ジャズファンだったから。今は何でも聴くけど。

映画

『猿の惑星/キングダム』は『創世記』からあまり進化していなかった。CGが綺麗なのはあるが物語的にはくり返しで途中で眠くなった(寝ていたかも)。ポイントとしては主役の猿に感情移入出来なかった。物語がワンパターンなのもあると思う。キングダムの反逆者が王を倒すというストーリー。それもほとんど人間であるヒロインの力によるものだった。そして最後が説教臭い。ヒロインの物語もいまいちなんだよな(メインじゃないから)。予告編だけで良かったような映画。

今日の一首

田植えする
大和の猿は
KINGDOM
モデルとなつて
米属国か

歌は、口承が基本だと言うが今は書き言葉が主流だから読みは読者まかせであった。

やっぱ目次は出来てなかった。


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