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やどかり賞

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俳句部門

吊るし柿揺れて犬吠え夕焼け空

「吊るし柿」の情景が好きです。日本の秋の風景に残しておきたい風景ですね。「犬吠え」は柿を貰いに来た隣の爺さんだろうか?犬好きな婆さんだな。夕焼けが影を伸ばしている感じかな。

秋の宵赤髪の魔女夜遊びへ

現代的な感じがいいのかな。「秋の宵」と「魔女」の取り合わせが意外な感じもするがハロウィンパーティーとかだったらあるかも。

秋夕焼あきゆやけ石ころを蹴る月曜日

月曜日のかったるい学校帰りに石を蹴りながら無言でうつむいて帰った小学校時代を思い出します。そこに秋夕焼けとか最高ですね。ポケットに手をつこんでいたりして。「もっとしゃきっとせんかい」と声をかけたくなる。

笑えない虚数の僕と素数の君

虚数の僕は月の感じで、素数の君は太陽で、なんとなくバランスを取っている感じ。蕪村の好きな俳句を連想しました。

菜の花や月は東に日は西に  与謝野蕪村

重機にも 斧ふりあげる蟷螂カマキリぞ

自然を開拓するパワーシャベルに立ち向かってく小さな虫という感じでしょうか。絵が浮かんできます。というか絵も素晴らしいです。

短歌部門

天空を超えて次元の狭間まで
    シュレディンガーの猫たちと行く

シュレディンガーの猫たちだと大混乱の時空の旅になりそうで面白いと思いました。

秋風に肩震わせて空仰ぐ
夏の名残よセミの抜け跡

「夏の名残」という響きが遠い蝉の鳴き声を蘇らせてくれそうでそこに抜け殻という秋の情景が感じられました。

満月が溶けていくから瓶に詰め
    朝になったらパンに塗ろうか

満月が溶けるというイタリアの作家イタロ カルヴィーノ『柔らかい月』を連想しました。瓶に詰めてパンに塗ったら美味しそう。そうだ、入院している時に腹が減って、売店で買ったムーンライトを夜中に食べたことを思い出しました。

秋茜鈴虫葡萄チャイコフスキー
    光も音もすきとおる秋

なんでチャイコフスキーなのかわかりませんが、チャイコフスキー聴きたくなりました。そういえばをバーンスタインを聴いたな。

コーヒーのスプンで秋をかき回せ
  ミルクもクルリ イチョウもクルリ

リズミカルで好きです。こういう短歌を詠んでみたい。言葉の魔法ですね。

川柳部門

いにしえとわたしを結ぶ夜の月

川柳はまだよくわからないのですが、勝手に解釈します。「いにしえ」というのは腐れ縁なのか?多分真面目に古文的なことを言っているのだと思うが川柳なんでそう解釈しました。

わ!つめたっ!そろそろ便座のスイッチオン

口語の勢いが面白いです。思わず立ち上がっていそうなぐらいの勢いを感じます。スイッチオンっていうのがまた決まっている。

缶コーヒーひと缶分の温かさ

そう言えば深夜勤で夜明けの寒い時によく缶コーヒーで手を温めていたけど体全体は温まらないのを知りました。それでも温かい缶コーヒーを買ってしまう。

弾けないポップコーンの小石噛む

「ポップコーンの小石」って言い回しが上手いですね。おまけに「弾けない」。なんなんですかね、アイツは。みんなと一緒に踊れよ!

「舟唄を歌った八代…」🙅‍♂️「それは亜紀」

新パターン。いろいろ出来そうで面白いです。

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