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朝市やテキヤ多くて黙り市

ワールドカップを見ずにねてしまった。TwitterのTLでも全然話題がないので、結果を検索したら日本はコスタリカに負けていた。コスタリカはそんなに弱い国でもないし、南米は強豪国がひしめき合っているから。ドイツ戦が上出来すぎただけで、騒ぎすぎた反動か?

それにしても大相撲の話題がちっともない。昨日の巴戦は面白かった。巴戦は三人による優勝決定戦で先に二勝した人が勝で、昨日はあっさり決まってしまったけど延々と勝負が付かない可能性もあったのだ。あび(漢字がわからん)は強かった。

日曜日なんで人混みを避けて引き籠もり。買い物はしたけどおでんのネタを買って、今日一日分あるな。

読書。岡井隆『短歌の世界』を読んだ。

続けて加藤治郎『岡井隆と現代短歌』を借りていたので読んだ。加藤治郎は岡井隆の弟子のような感じなのか?岡井隆が選評する投稿短歌で知り合った仲間がグループを作って、それが「ニューウェーブ」の元となったような。「ライトヴァース」という言葉は岡井隆が言い出した批評の言葉で、軽いという意味だけじゃなく、日常性短歌を推し進め、そこに存在を見出す(社会詠じゃなくて)ということだった。そこから前衛短歌とか出てくるのだが、岡井隆の若者よりは無理があるような感じだ。

そういう本なので岡井隆をヨイショする内容でこれは内輪ネタの本。ただ岡井隆は短歌世界にとっては重要人物である。茂吉の現代短歌版と言ったらいいだろうか?だから一度は見ておかねばなるまいと思ったのだがあまり興味ある歌はなかった。読み始めで今のところだけど。

それでも短歌世界の動向については敏感に反応した人だからそういう流れはよくわかると思う。前衛短歌とか。

『シャギーベイン』少し読み進める。

シャギーに対するイジメと母アグネスの恋。シャギーはアグネスを恋人の男に取られたという感じで、物語が展開していくところだった。

山上浩嗣『パスカル『パンセ』を楽しむ 名句案内40章』。
動物機械論のところを読んだ。デカルトの機械論なんだけど動物には感情などなくてただ機械的に反応するだけだというような。人間には理性があるから神に近いという暴論だよな。その実験が当時流行ったらしく、犬を八つ裂きにしたりして、犬の鳴き声はただ単に機械の軋むことに過ぎないとか。今なら動物虐待だけど、当時は敬虔深い宗教者でないかぎりエリートには信じられていたことだという。

そういえば中学だっけ、カエルの条件反射の実験やったよな。今はどうなんだろう。あれは筋肉よる刺激の反応を見る実験で確かに脳死状態でも反応するということだったと思う。

それをパスカルは推し進めて、人間も機械論的なところがあると書いていた、ところで機械的に眠ってしまった。けっこう面白い本ではあるが、『パンセ』はかなり思慮深い(思想を突き詰めた)ということだったので読んでいるのだが。

映画の感想で「ネタバレ」とか咎められた。書いている勢いというものがあるから、「ネタバレ」とかすると思う。正直「ネタバレ」されて詰まらない映画はそれまでの映画だと思うのだ。「ネタバレ」されても面白い映画は何回だって観るだろう。その都度新しい発見があるわけで。黒澤映画はネタバレしても面白いエンタメ映画なのだ。ほんとこういう意見は嫌になる。これからも「ネタバレ」になるかと思うからそういうのが嫌な人は読まないようにと言うしかない。

noteでもそうだが、そのとき思ったことを自由に書きたいのだ。長い人生でもないし。読者の目というのは確かにあるだろうが、そういうことで発言を控えるというのは、今の日本の主流になっているので反発していきたい。同調圧力に屈するなということだ。


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