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ダークヒーロー系女子が無双する話を書きたい!

「小説家になろう」さんで連載を開始した。
業界的に100周遅れくらいだと思うが、温かく見守ってやって頂けると幸いである。

面白かったらでいいので、ブックマークや各話の評価、ご感想などを頂けると大変励みになる次第だ。
ブックマークや評価はポイントとして加算され、ポイントが高いと多くの人に読んでもらえる機会が増えるらしい。
ご感想は単純に私が嬉しい。フィードバックはプロテインに勝る

「最弱聖女でしたが「死神」になって全キルします」

どうして今「なろう」なのか。

最大の理由は、「天啓が来たから」だ。
もはや、本能のまま動く獣である。

構想が浮かんだのは、2022年6月初旬。
聖女闇落ち無双もの」というメモが残されていた。
なにかむしゃくしゃすることでもあったのでだろうか?
いいや、単にダークファンタジーが好きなだけである。

一応、当時別件で打ち合わせがあった版元さん数人に、「こういう話を書いてみたい」と振ってみたのだが、「いいですね。レベル云々っていう設定をなくして、タイトルをネット小説っぽくなくすれば行けると思います」と清々しく言われ、「違うのだ!!」と血涙を流した。
だが、今思えば当たり前の反応だ。
その担当さんはガチガチの文芸の編集さんだからだ(本当にご迷惑をおかけしました)。

ネット小説は大喜利文化が強く、特定のキーワードや設定をどう捻るか実力が試されるところであり、お題に沿うというのは必須だと思っていた。
当時は、オール異世界のファンタジーものを書きたい熱が高かったので、異世界ファンタジーで盛り上がるネット小説界隈の芝生を青く感じていたのだ。
そこで、自分がネット小説で流行りのお題で書くならどんなものを書くかと妄想したところ、上のような天啓が下りてきたのである。

それゆえに、ネット小説っぽさは必要不可欠。
このタイトルとレベルがどうのという設定は本作と切り離せなかった。

そうだ 「なろう」、やろう。

デビュー作が角川ホラー文庫さんから刊行された私は、以来、文芸系の版元さんから書籍を刊行させて頂いていた。
それ自体は大変有り難くて光栄なことだし、今後も続けたいこと山のごとしなのだが、実を言うと、私は学生時代、ライトノベルを読んで育っていた。

『スレイヤーズ』や『魔術士オーフェン』、『ブギーポップ』と『キノの旅』などの男性向けライトノベルを愛読していたので、異世界ファンタジーと異能バトルとロードムービーに大変な憧れを抱いていた。

因みに、異能バトルは『咎人の刻印』、ロードムービーは5月刊の『終末惑星ふたり旅』で果たしている。

『要塞都市アルカのキセキ』も異世界ファンタジーで、多少の制約があったものの、他はかなり自由に書かせて頂いたし、個人的に気に入っているのだが、やはり、純粋な異世界モノに未練があったのだ。

仲間4人くらいのパーティーで旅をする、異世界ファンタジーが描きたい!!!
それが一番できそうだし、読んでくれそうな読者さまがいそうなのが、ネット小説であった。
かつての異世界ファンタジーライトノベルっぽい雰囲気の作品もちらほらと窺えるようになったので、ここは飛び込むしかないと覚悟を決めて本作を書き始めた次第だ。

聖女ものは女性向けのお題らしいというのを後から知ったのだが、去年からコツコツと10万文字くらい書いてしまったので後戻りできない。

返り血を浴び、血涙を流しながら悪しき者達を斬る(Kill)女性主人公アリスの活躍を、少しでも多くの方にご堪能いただけると幸いだ。

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