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怪談シリーズ第三弾『怪談物件マヨイガ』発売!

お待たせしました!(たぶん)
蒼月のちゃんと怖いホラー、怪談シリーズ第三弾『怪談物件マヨイガ』が発売となった。
第一、二弾は『怪談喫茶ニライカナイ』だ。こちらはラヴクラフトの『The Shadow Over Innsmouth』にインスパイアされた作品なので、海沿いの不気味な街の雰囲気を味わいたい方におすすめだ。

『怪談喫茶ニライカナイ』は上下巻構成になっていて、二冊にぎゅっと濃縮した物語を詰め込んでみた。
一冊につき六つの怖い話が入っているという贅沢な仕様だ。これも、PHP研究所さんが連載をくださったお陰である(担当氏に五体投地)。

さて、『怪談物件マヨイガ』は、物件と呪いの話だ。
怪異が巻き起こす事件を、呪術屋の九重が解き明かす。社畜の住まいから港区のタワマンまで、様々な人間ドラマを内包した物件が登場する。
『怪談喫茶ニライカナイ』に登場する綿津岬から繋がった話もあるので、前作の読者さまもお手に取って頂ければ幸いである。

また、蒼月が個人的に発信している作品もチェックして下さっている熱心な方は、意外なクロスオーバーに気付くかもしれない。実を言うと、九重さんは本作を書く前に、あちらの作品のキャラクターとしてエントリーされていたのだ。折を見て、ストックしていた話を更新出来ればと思う。(かれこれ、一年くらいストックしたままなので……)

蒼月作品でマヨイガといえば、『幽落町おばけ駄菓子屋』の真夜さんを思い出す方がいるかもしれないが、本作で真夜さんは出てい……ると言っていいのだろうか。
是非、本作で確かめて頂きたい。因みに、侍口調の執事姿ではない。

因みに、今回も初版に限定しおりが付属する。(トップ画像参照)
こちらは版元さん側で封入済みで、どこのお店でも入手が出来るので安心して欲しい。
実は、特典を栞にするのは蒼月が発案したものなのだ。『怪談喫茶ニライカナイ』二巻に引き続き、採用されたのは大変有り難い。

これで、2021年9月から開始された五ヵ月連続刊行の締めとなる。
お買い逃がしはないだろうか。
最後に、五冊分のリンクを置いておくので、お買い物の参考にして頂ければ幸いである。

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