MMTは何が間違いなのか?ー書評雑感

MMTはよくネットで話題になるが、直感的にアレはアメリカー基軸通貨発行によるシニョリッジ受益国ーのみで成立する話だと思っていた。

この本もその解釈をしている。
ハードカレンシー国でも難しいだろう。
EUは意思統一が困難。日本は財政再建でインフレファイターだし。

ただ、ドルを買うには何かを売らないといけない。その観点からMMT政策を万が一アメリカが取れば日本はつきあわざるを得ない。為替その他の問題が出てきてしまう。

細かい点は色々あるが、MMTは通貨ー根本的な価値がゼローを高く売ってその利益をアメリカ国内にばらまこうということで個人的には納得した。

うまくいくかはドルの信任が全てだろうな。対外的には災厄のように思うが

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