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起立性調節障害と私の経験。

こんにちは!
あお社長。と申します。

今回は『起立性調節障害と私の経験』
について話して行きたいと思います。

1.起立性調節障害とは


まず、『起立性調節障害とは』について
話して行きたいと思います。

主な症状。

・頭痛 ・立ちくらみ ・倦怠感
・腹痛 ・食欲不振  ・失神
・朝体が重い、朝起きれない 

起立性調節障害の軽症〜重症について

軽症では朝起きるまで時間がかかる。
中等症は、日常に支障をきたすほど。
重症では、失神などや入院するほど。

起立性調節障害になる確率。

思春期の人の軽症〜重症まで含めると、
20人に1人と高確率。

起立性調節障害の再発率。

起立性調節障害は、1年で治る確率は50%
2〜3年で治る確率は70%〜80%と言われています。

このように思春期の人になりやすく
重たい症状の方もいます。


2.起立性調節障害とわかるまで


次に『起立性調節障害とわかるまで』
について話していきます。

ここからは私の経験談になるので
さっと目を通していただけたらなと思います。

まず、私は起立性調節障害とわかるまで
約半年かかりました。

私が起立性調節障害の症状が出たのは
高学年になって6月くらいで。

いつも通っていた小児科に行って
風邪だろうと診断されました。

ですが、一向に治る気配もなく...

色々な病院に行ったりもしていましたが、
どこへ行っても『風邪』と診断され
風邪薬が処方されていました。

体調はずっと悪いままで1日中寝込むのが
4ヶ月くらい続いて、体も起き上がらない。
食欲もなく4ヶ月はほとんど何も食べない状態でした。


そんな日々が続いて、
起立性調節障害の症状が出てから半年間が経ち...

両親がネットなどで病気について
調べていたところ『起立性調節障害』
と言う病気が私の症状に似ていて。

いつも通っていた小児科にもう一度行って
検査をした所、やはり『起立性調節障害』
診断が下りました。

ここまでが起立性調節障害と診断されるまでです。

正直、どんな病気か分かって
ホッとした部分もあって。

全く何の病気かも分からないで
何の対処のしようもないより、私はその病気が
わかってよかったなと思いました。


3.起立性調節障害とわかってから


ここからは起立性調節障害と
診断された後のお話になります。


診断された後もすぐに良くなると
言うわけではなく、徐々に症状が軽く
なっていったと言う感じです。

薬は血圧を上げる薬が処方されました。

他にも薬は処方されていましたが、
私が記憶で覚えているのはその薬だけです。

定期的に血圧検査と薬を貰いに
病院に行っていました。

そして、体調は徐々に回復して
学年が変わる2ヶ月前には朝歩きで
学校に行けるまでになっていて。

寝込んでいたのが嘘のように
元気になりました。


4.起立性調節障害の再発。


元気になって、やっと学校に通えるように
なり、小学5年生の梅雨頃。

また、起立性調節障害の症状が...

小児科の先生からは、再発する可能性が高いと
言われていたので『あぁ、またか...』と思いました。

やっと学校に戻れたのに、
すぐにまた寝込んでしまう日々に戻りましたが。

去年より体調が少し楽になっていました。


ですが、9月頃...

体調が悪く免疫力の低下もあり
感染病などにかかりやすくなっていて。

とある感染病にかかってしまい
何日が入院をしていました。

すぐに退院出来たのはよかったですが、
起立性調節障害の症状と感染症の症状が
混ざりとても辛かったのを覚えています。


無事、退院できて体調も徐々によくなり
小学5年生の終わりには元通りになっていました。

小学6年生になって梅雨頃には
また再発しましたが、頭痛や体のだるさだけで
済むようになっていました。

小学6年生の時には軽症で
この病気より大きな出来事があったので
6年生のお話は軽くにしておきます。


5.精神状態について。


ここまでは病気の体の症状についての
お話だけでしたが、ここからは精神的な方向に
ついてもお話させていただきます。

私の場合はとてもメンタルが弱っていました。


高学年になってから1年間ちゃんと学校に
通えた日はないし、1日中寝込んでいたら
そりゃあメンタルもやられるわって感じですが。

高学年になり、起立性調節障害になった年...

だんだん体調も良くなってきて
午後からなら学校に行けるのでは?と
思うくらいは回復していました。

ですが、心はとても落ち込んでしまっていて
『学校に行ったらなんて言われるんだろ』
『ズル休みと思われないかな...』
『勉強は追いつけるかな...』

と心配な事が多くありました。

学校に行けるようになるまでは家で学習をして、
分からないところは親に聞く。と言った勉強をして。

『今日なら学校に行けるかも』と思った時に
学校に行き、徐々に体を慣らして
最終的には学校に行けるようになりました。

先生やクラスメイトはとても優しく、
疲れたら休んでねと言ってくれて。

とても、居やすい空間でした。

一度行ってしまえば、みんなわかってくれるし
学校は怖くないってわかるのですが。

再発して小学5年生になって、
体調が治っても学校行くのが怖くて
一時的に不登校になっていました。

小学6年生になっても再発しましたが、
別の理由で全く学校に行かなくなって。

起立性調節障害での6年生のお話は薄いと
思いますので、これくらいにしておきます。


6.最後に。

このnoteを書いた理由は

今このような症状で困っている方や
親御さんに少しでも参考になればいいなと
思い書いていますし。

また、1人でも多くの方にこの病気を知って
もらいたいなと言う気持ちで
書かせていただきました。


まだまだ世の中には色々な病気などがあり、
困っている方がたくさんいますし。

『障害』『病気』の人が差別を受けて
いたり、病気のせいで不登校になったり
将来の夢が狭まってしまう方もいると思います。

そんな世の中の中でも少しでも
理解をしてくれる人を増やしたいと言うのが
私の一つのやりたい事でもあります。

その一歩がこのようなnoteでの発信です。

このnoteで1人だけでも知っていただける事が
嬉しいなと思っています。


とても長いnoteになってしまいましたが、
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます!

今回は『起立性調節障害と私の経験』についてでした。












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