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静寂の中で幻の糸づくり


細くさいて


繋げて桶に入れていく。(専用の桶がないので茶ビツで代用)
まぁなんせ
これだけ雪が降るところですから(掘るの諦めた)


時間はたっぷりあるのです。幻の糸づくり、機織りは冬お仕事。

こうして試験的に糸を作ってみたものの
で?
ここからどうするの?
疑問は次から次から湧いて出てくるのですが、その疑問を一気に解消してくれるかのような!神のような講座がっっっ‼︎
小千谷市で開かれるということを知り、申し込んでみたのでした。

大変な人気講座ということでしたが
無事参加することができました❤️


いざりばた

じゃーーーーん
その名も『ユネスコ無形文化遺産 小千谷縮制作体験講座』

小千谷縮は糸にヨリがかかっていることで涼しげなシワ(シボ)ができるのが特徴ですが越後上布と同じ原材料は苧で、工程もほぼ同じなのです。

よく見る椅子に座って織るスタイルではなく
ユネスコ無形文化財であるが所以の昔ながらの「いざり機」で織るという
本当になかなかできない体験をさせていただきました。
カリキュラムの中には歴史・染め・織りなどが含まれており
全ての工程を現職の機屋さんや織姫ねぇさん達と一緒に布を織り、
疑問にはずべて即答で回答を得られるという
本当に贅沢な講座なのです❤️


織ったーーーーー❤️


それを
受講したのが2020年



おや?
旗作りイベントは(^^;。。。?
紺地日の丸はどこへ?


その頃になると旧今井染物屋もリノベーションの頃を迎え
私たちボランティアのお手伝いは解体の方向へ。。。
その間同時進行で植えていた青苧もよく育ってはいましたが
人の庭だったり、ハーブ人気には勝てなかったりでお引越し数回後
ちびちびと自宅の庭で栽培しているのみとなっておりました。


イベントは開催されないまま幻のイベントとなり果て
とっくの昔に終焉を迎えているにもかかわらずあおそ担当大臣は生き残り続け
いつの間にやらライフワークへとシフトチェンジしていっていたのでした。


続く

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