Aoshu

詩を書く絵描きさん。世界を詰め込んだ絵を描いてます。 詩と絵の話や日々のゆるい話など。…

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詩を書く絵描きさん。世界を詰め込んだ絵を描いてます。 詩と絵の話や日々のゆるい話など。 贈り物、本の装画、CDジャケットなどイラストのご依頼は【aoshu310@gmail.com】でお待ちしております。 https://linktr.ee/bridalvei1

マガジン

  • 詩をよみましょう

    僕が書いた詩を集めていきます。 暖かいお茶なんかと一緒に読んでみてください。

  • 日々の話をしましょう

    ぼんやりと生きる絵描きさんの日々のお話です。 だらっと読んで下さい。

  • 作品の話をしましょう

    イラストと詩のお話です。 あなたの好きになれますように。

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【自己紹介】詩を書く絵描きのAoshuと申します

初めまして。お会いしてたらこんにちは。 詩を書いてイラストを描く絵描きのAoshu(アオシュウ)と申します。 イラストレーター、よりも響きが好きなので、絵描きさんって呼ばれたい者です。 noteに慣れてきたので、改めて自己紹介をします。 noteでは詩とイラストについての話と、日常のことを題材にした記事を書いております。関わった作品やイベントの話なども今後記事にしていく予定です。 自己紹介Aoshu / アオシュウ 作品について 過去のご依頼作品CDジャケット MV

    • 【詩】悪夢

      悪夢 明ける気のない夜に 止まってしまった内臓の慣性に嘔吐いて ゴブランのような肌 歪む視界の隅に 春が見えたら 心無い夢を見ているだけだよ 【LINEスタンプができました!】 僕の絵に隠している猫、ニヒルのLINEスタンプを作りました。 ちょっとふざけた彼のスタンプを、あなたの日常に連れていってやってください。 ご購入はこちらから↓

      • バウムクーヘンの行方

        バウムクーヘンというお菓子が好きだ。バームクーヘンではなく、正しくはバウムクーヘンと書く。ピザじゃなくてピッツァ、くらいめんどくさいことを言ったが、あまり気にしないでいい。 年輪のように重なる見た目から、バウムはドイツ語で樹木を表し、クーヘンはケーキを意味するそうだ。シンプルながら素敵な名前である。 KALDIというお店をご存知だろうか。 コーヒーやお菓子など、輸入食品を取り扱い全国展開する有名な店舗だ。青に黄色い文字の看板には見覚えがあるのでは? そこに売っている大きなバ

        • 春すぎて

          春眠暁を覚えず、とはよく言ったものだ。 まあ僕は季節問わず暁なんて忘れた頃に寝床を這い出すのだが。 会社を退職してから怠惰な生活が続くようになったと思う。 春の心地よい気候もまた外へ赴く気持ちをそれとなく布団に向かわせる。 偶に外に出ると、野良猫たちはお日様の恩恵をたっぷりと全身にまとい、忙しなく歩く生き物たちを尻目に道端に落ちている。 その光景にふと言葉が溢れる。 「春すぎるなぁ・・・。」 【春すぎて】という詩を書いた。 春が過ぎて、まだまだ眠い日々が続く。 温かい

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        【自己紹介】詩を書く絵描きのAoshuと申します

        マガジン

        • 詩をよみましょう
          14本
        • 日々の話をしましょう
          17本
        • 作品の話をしましょう
          24本

        記事

          個展【あおい詩しゅう】

          2023年10月、おばあさんの知恵袋(東京・国分寺)にて、 Aoshu個展【あおい詩しゅう】 を開催します。 絵本に囲まれた珈琲の美味しい場所で、お会いできるのを楽しみにしております。 Aoshu Aoshu個展 あおい詩しゅう 2023年10月11日(水)~2023年10月15日(日) おばあさんの知恵袋 営業時間・11:00~22:00 国分寺駅南口より徒歩5分

          個展【あおい詩しゅう】

          【詩】消えない

          背伸びして両手を広げて 風が僕にぶつかる すり抜けていく 僕らの手拍子を青に聞かせて 靴がついて来れなくなった 勢いを 広すぎる世界を まだあの頃の僕は走っている 【LINEスタンプができました!】 僕の絵に隠している猫、ニヒルのLINEスタンプを作りました。 ちょっとふざけた彼のスタンプを、あなたの日常に連れていってやってください。 ご購入はこちらから↓

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          【詩】tulip

          そっぽむいて こっちむいて 空みたいなスカートはいて ふらっと歩いて ほっといて 【LINEスタンプができました!】 僕の絵に隠している猫、ニヒルのLINEスタンプを作りました。 ちょっとふざけた彼のスタンプを、あなたの日常に連れていってやってください。 ご購入はこちらから↓

          【詩】tulip

          【詩】かぜのひ

          太陽が僕の中に在る証明書が読めない 激昂する単語帳にライターは愛を綴る 重力を翻した足が自然と涙を流していたり 官僚的な茶柱は偽物の住人を指差して笑う 地球を守った三半規管があみだくじを進んだ 夢は瞼の裏か時間の行く末か 買い物に行くならスポドリをください 【LINEスタンプができました!】 僕の絵に隠している猫、ニヒルのLINEスタンプを作りました。 ちょっとふざけた彼のスタンプを、あなたの日常に連れていってやってください。 ご購入はこちらから↓

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          【詩】春すぎて

          春すぎて まだ暁は見えず 日の香りは 君たちに少し分けてもらおう まだ僕たちの先は見えず そうさあまりに 春すぎて 【LINEスタンプができました!】 僕の絵に隠している猫、ニヒルのLINEスタンプを作りました。 ちょっとふざけた彼のスタンプを、あなたの日常に連れていってやってください。 ご購入はこちらから↓

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          【詩】雨のまにまに

          纏うものを誤った僕の くびもとを冷たく撫でるいじわる 萎らしいふりをしながら 僕の髪を指で巻くのでしょう 大好きな街の景色を薄くしたのも君だろう 片手が塞がる今日の いつもより楽しげな脚はどこへ行こうか 【LINEスタンプができました!】 僕の絵に隠している猫、ニヒルのLINEスタンプを作りました。 ちょっとふざけた彼のスタンプを、あなたの日常に連れていってやってください。 ご購入はこちらから↓

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          世界に一人ぼっち

          珍しく好きな音楽の話なんかをしたいと思う。 先に言っておくが、僕は音楽知識なんて何一つないから技術的な解説は何も言えないのであしからず。 【Suck a Stew Dry】というバンドをご存知だろうか。 僕が高校生の頃に出会ったバンドだ。彼らの曲は憂鬱な気持ちやネガティブな思考なんかを歌った歌詞が多い。日本語での歌詞はよりそれが伝わりやすく、共感して聴いている若者も多かったのではないか。 彼らの曲に『世界に一人ぼっち』という曲がある。 どうにも僕はこの曲を初めて聴いた時から

          世界に一人ぼっち

          魔女の身支度

          以前朝がキライ、なんていう記事を書いた。 朝の身支度は全てが面倒くさい。洗顔、着替え、朝食、歯磨き、髭剃り、髪のセット、日によってはコンタクトを入れる。なんだこりゃ。 やるよ?やるけどこれは面倒くさい。そんな事を言うと、 「世の女性達はもっと大変なんだぞ。」 と、しょっちゅう言われる。それもそうよな、大変なんよな。 女性のお化粧というのは本当に凄いと思う。自分のコンプレックスを理解してそれに対して方法を考える。美意識を持つということは自分を理解するということなのだろう。 自

          魔女の身支度

          つるぎをもって

          誰しも少し他人とズレた視点を持っていると思う。 僕は人からよくそれを指摘される事がある。普通はこうするよねって。 僕なりに普通なんじゃないかなとやっているつもりでも割とズレたことをよくやっているらしい。洗濯機は早々に買うらしい。ほう。 子どもの頃、学校なんかは特にそういうことを言われる場所だったと思う。普通そうはならない、普通にやれよ、同じようにやれば。たくさん言われてなんか難しかった。 でも、そのズレた視点を個性として受け入れられるようになれたのだ。 美大なんて個性の掃き

          つるぎをもって

          【詩】親友たちへ

          ねえ 今日はなにを話そうか 懐かしい煙を燻らせて 泣きそうなくらい悴んだ掌に 肩を組んだ初めての場所に 僕らずっといるんだって 誓い合った続きの一つ一つを 僕らそれぞれ重ねて 止まるまでもう少し進めそうだ 僕が君たちをこう呼んだら 同じ言葉で呼んでくれるかい 【LINEスタンプができました!】 僕の絵に隠している猫、ニヒルのLINEスタンプを作りました。 ちょっとふざけた彼のスタンプを、あなたの日常に連れていってやってください。 ご購入はこちらから↓

          【詩】親友たちへ

          生活ギライの秘密基地ぐらし

          生活に必要なものは人によって変わり、こだわりもそれぞれあるだろう。 テレビは必須!布団よりベッド!ソファーは革製のものがいい!とか。その人の「世界」を垣間見るようで、人の家に遊びに行くのは結構好きだったりする。 そこで僕の「世界」はというと、『足りないものだらけ、満たされるものだらけ』といったところだ。 僕は生活が苦手だ。自炊はできない、整理整頓は苦手、皿洗いはたまり、公共料金の支払いは余裕を持って行えない。普通が苦手で人が生きていく上で当たり前にする日常生活の行動全てがめ

          生活ギライの秘密基地ぐらし

          イケメンという言葉

          変な話をさせてほしい。 時折僕は容姿を指してイケメンと言ってもらうことがある。 待ってくれ石を投げないでくれ。ブラウザを閉じないでくれ。 僕はそう思っていない。嬉しくないとはならないけど、なぜ自分に対してその言葉が使われたのか分からずちょっと困る。 自己肯定感が作品以外に対してあまり高くないから特にかもしれないが。 絵は良いものを描きますよ。 詩も良いものを書きますよ。 大好きだもの自分の作品たち。 困るようになった原因は分かっている。 小学校時代をデブとメガネという重装

          イケメンという言葉