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我が家の「自由研究」12年間のふりかえり〈後半〉

前半から続きます。

スイーツせっけん作り。

美濃粘土というメーカーの「せっけんねんど」でスイーツせっけんを作りました。専用カラーを混ぜて色をつけ、成形します。スーパーに売っている食玩のドーナツ型やマカロン型なども活用。ショートケーキの小さないちごなど、親子3人でちまちまと作りました。かわいく出来上がりましたが、なにぶん小さい。これまた展示では目立ちません。展示後はラッピングして、友だちにプレゼントしました。

プラバンとUVレジンでアクセサリー作り。

私がジェルネイルをするためにUVライトを購入。その流れでレジンを使ったアクセサリー作りに挑戦することにしました。まずは何冊か本を購入。バーツやレジン液などの材料、ペンチやニッパーなどの道具を準備。全くのゼロからなので、揃えるものが多い。今なら100均でパーツはもちろん、型や色つきのレジン液など購入可能です。くまの形のグミやジェリービーンズをレジンでコーティングしたスイーツネックレスは今も飾っています(ほこりまみれですが)。他にもフラバンでキーホルダーを作成。これは近所の児童館で体験済みです。ギューッと縮まる様子は見ていて楽しい。
学校の展示ではまさに「路上のアクセサリー売り」状態。大きいダンボール箱を切り開き、一面に作品を貼り付けました。これは目立ちますが、学校に持って行くのに苦労したようです。展示終了後には欲しい友だちにあげる、と言っていた次女。あっという間に「売り切れ」たそうです。ちなみに次女は今も時々プラバン製作しています。 


苦手克服なるか? 野菜&果物調べ。

これは三女が挑戦。当時、好き嫌いが激しかった三女。これをきっかけに少しでも食べられる野菜や果物を増やして欲しかったのですが…。
野菜や果物を準備(スーパーで買うだけ)。丸ごと観察→断面を観察→図鑑で調べる、そして食べる、という流れです。写真とイラストを添えて、スケッチブックにまとめました。近所では丸ごとのかぼちゃを売っておらず、何軒もスーパーを回ったのを覚えています。どうしても見つからず、そうめんかぼちゃを買いました。ちなみに三女の好き嫌いには変化なし。今もトマトが食べられません。

干してみた。

初の読書感想文との連携です。「干したから…」を読み、感想文を書き、自由研究でもそれをテーマにしました。単純に労力の節約のためです。にもかかわらず、通知表で担任の先生はこの試みを褒めてくださいました。何だか申し訳なかったです。
野菜や果物などを干してみる、それを食べてみるという実験です。野菜を干す3段カゴと大きなザルを準備。材料も準備完了。ただし、大きな
そして深刻な問題が発生。この年の夏はぐずぐずとした天気が続き、日照時間がとても少なかったのです。当然、野菜も生乾き…。今さら、テーマを変更する時間はありません。最後は電子レンジで乾燥させることとなりました。

世界の料理を作ってみる。

再び、料理作りです。今回は次女と三女が挑戦。作ったあとは、家族でおいしくいただきます。世界各地の料理を作りました。ベトナムの生春巻き、インドのバターチキンカレー、イギリスはアフタヌーンティー、イタリアはピザ、メキシコはタコス、などなど。基本的にはこどもたちの好物です。外国の料理が日常に溶け込んでいるのを実感します。恒例のスケッチブックを使ったまとめを作り、提出です。1ページに1国、作った料理の写真を貼り、作り方とその国についての簡単な説明、ついでにその国の言葉で「こんにちは」を書き込みました。タイ語なんて間違えてても分かりません。白地図を拡大コピーし、ひと目でその国の位置がわかるようにしました。アフタヌーンティーの撮影用に、3段ケーキスタンドを「安く」手に入れようと、あちこち探し回ったのもよい思い出です。今も店でケーキスタンドを見かけると「あの時これがあったらなぁ」と思わずにいられません。ケーキスタンドに載せたきゅうりだけのサンドイッチ、おいしかったですよ。今ならこの本が参考になりそうです。


合羽橋で食品サンプル作り。

合羽橋「元祖食品サンプル屋」さんにて、三女と食品サンプル製作を体験してきました。昔ながらの蝋(ろう)を使って、レタスと天ぷらを製作。とにかく楽しい! 天ぷらの衣もレタスの葉っぱも本物みたい。お店の方がサポートしてくれるので、安心です。この他に、街で食品サンプル探しもしました。思うように目的の食品サンプルが見つけられず、あちこちウロウロ。フォークが立ち上がったスパゲティなんて、もう街中にはないのかも。サンプル体験のあと、娘にねだられて、小さいパフェのサンプルを買ってあげました。

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本を参考に料理と手芸。
そして、悲劇は起こる。

夏の自由研究11年目。三女、小学5年生。もう新ネタが思いつきません…。「あのプラカゴ、出しちゃえば? もう知ってる先生いないでしょ。」と長女が悪魔の如く囁きます。買った本の中から、料理と手芸をやってみることにしました。創意工夫なし、本に載ってる内容そのままです。今回はスケッチブックにまとめるのではなく、パソコンで仕上げます。三女が学校でパソコンクラブに入ったからです。もちろん、一緒にやります。かき氷シロップを使った多色ゼリーは娘の力作。1色ごとに固めるため、とにかく時間がかかりました。 娘は「おいしかった」と喜んでいましたが、やはりただの甘いシロップでした。写真もコメントも入れ、パソコンでの資料作りもほぼ完成。あとは微調整してプリントするだけ。
ところが、悲劇は8月29日に起こりました。突然パソコンがクラッシュ。全く動きません。こういう時に限って、USBに保存してない。iPhoneで撮った写真でさえ、前日に全部削除しちゃった。目の前真っ暗。即日修理が可能な業者を探し、家に来てもらいました。しかし、その場ではデータを救出できず、修理後にパソコンを送ってもらうことになりました。もう夏休みは終わりです。担任の先生には事情を話し、出来上がり次第、自由研究を提出することになりました。結局、「ファイルは救出できず、写真だけは取り出せた」ようです。あぁー。とにかく、修理したパソコンを発送してもらいました。そして、またしてもトラブル発送。時間指定したにもかかわらず、昼間に配送されたのです。不在のため、配送センターに持ち帰られた私のパソコン…。気がついた時にはすでに当日の再配達依頼の時間は過ぎていました。あぁぁぁー。仕事帰りに慌てて、埼玉の配送センターまで行き、引き取って来ました。駅から配送センターまでの見知らぬ道は真っ暗で、とても心細かった…。こうしてやっと手元に戻ったパソコンですが、取り出せた写真はなんだか違う。縦横比がおかしいのです。なんとかかんとか、まさに突貫工事、やっつけ仕事で急遽Excelでファイルを作り直し、遅れて提出となりました(ファイルを見たら、9月7日になっていました)。※下が救出された写真、渾身のカラフルゼリー。

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おまけに続く。

#夏の自由研究   #夏休み #宿題 #小学生

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