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実家の片付け最終章その3

片付け開始から、すでに8ヶ月。季節は夏へと変わりました。私は1週間で退院し、すぐに仕事に復帰。片付けにも復帰しました。

母の衣類

断捨離でもなかなか手をつけにくいと言われる衣類。実家でもあちこちで衣類が溢れていました。和ダンスには着物がびっしり。クローゼットや納戸の衣装ケースにも母の服がびっしり、亡き父の服もまだありました。

デパートに長く勤めていた叔母。母の衣類はそんな叔母が買って来たものがほとんど。叔母には母の洋服を中心に、衣類を「未使用」「不要」「必要」と分類してもらいました。
今や母が外出するのはデイサービスに行く時くらい、ほぼ一日をベッドで過ごしています。体調が大きく変わったここ何年かで着る服もすっかり変わりました。重い上着やモコモコのセーターなど、出番がなさそうなものは処分。穴が開いたセーターや変色したシャツなどは迷わず捨てます。

納戸のタンスからは値札が付いた新品の服がたくさん出てきました。中には私が着れそうなものもあります。試着してみたけれど、残念ながら、キツくて入らない。でも、いくつかは自宅に持ち帰り。痩せたら着れるし! 今、娘が喜んで着ています。その他、未使用品のうち、もう母が着ないだろうという服はフリーマーケットで売ることにしました。だって、捨てるのはあまりにもったいない!

そして、意外と侮れないのが、小物類。靴下、帽子、バッグ、マフラー、スカーフ、エプロン、ハンカチ、などなど、たくさんありました。しかも未使用品が多い。いったい何年前に買ったものなのか、何十足ものストッキングがタンスの引き出しにびっしり詰まっていました。値札がついています。今の相場より高い気がします…。デフレですね。あるものは劣化してボロボロ。あるものは今でも十分使える。この違いはいったいどこからくるのでしょう。
また、海外旅行のお土産に、私が母にあげたスカーフがそのまましまってありました。もったいなくて使わなかったのでしょうか。死蔵こそ、もったいないのに…

最終的に、着物はほぼ処分することなくキープ。その着物を入れるために和ダンスもキープ。引越し先でもそのまま眠ることになるのは目に見えていますが。
亡き父の服は高そうなスーツでも、シャツでもガンガン捨てます。その他は整理して衣装ケースに詰めました。

こんなにたくさんの服があるのに、今の母に合う服はそんなに多くありません。着替えがしやすくて、洗濯しやすくて、軽くて、そのまま寝ちゃっても平気な服。「必要なモノ」を「必要なだけ」持つということは難しい。

「持ち物リスト」の更新は常に意識しないといけない。

痛感しました。

乱立するスチールラック

玄関横にスチールラック。狭い納戸に3つのスチールラック。キッチンのパントリーの前にも、物置と化した和室にも、外階段の下にもスチールラック。もう、あっちにもこっちにもスチールラック。
不要なモノを溜め込む→収納が足りない(気がする)→収納を増やそう→詰め込む→必要なモノが取り出せない。持っていることさえ覚えていない。→モノを買う→詰め込む→収納が足りない(気がする)。まさに無限ループ。作り付けの収納の前にそんなスチールラックがあって、なかなか扉の中の片付けまでたどりつけません。まずはラックを動かせる程度にモノを減らし、それから開けます。苦労して開けても、入っていたのはガッカリするようなモノばかり。絶対に取っておきたいモノは、アルバムや写真くらいでした。

散々言われていることですが、

モノは溜め込むな! 使え!

フリマに出店しよう!

毎週、せっせと実家に通い、ひたすら片付けしてるのに、モノはたいして減りません。


やっぱり、フリーマーケットでどーんと処分し たい! 毎年、春と秋に数回開催される近所のフリマ。コロナのため、春のフリマはすべて中止になりました。

お願い! 秋には開催してください

そう願いつつ、出品するモノを取り分けていきました。それは服でも、雑貨でも、食器でも、ジャンルを問わず、「売りたい! 売れそう!」だと思うモノです。9月のフリマまでにはと、進度の目安もできました。

こうして迎えた2021年秋。無事にフリマが開催されました。次回、フリーマーケットでの出店についてお伝えします。








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