【男性のLINE返信が遅い理由】インスタ見る暇はあってもトイレからサクッと返せないのはナゼか解説

LINEのレスがない、遅い、といった恋愛相談をもらいすぎて、そろそろアレルギー反応が出そうな神さまこと、アオリイカです。

『LINEは既読早め、返信かなり遅め(1〜5日後)、レス内容は絵文字つきで丁重。こんな男性に恋をしていて、掴みどころがありません』

掴みどころがないとされるこの手のタイプの心理をズバリ解説します。

頭と手間をLINEに明け渡す暇がないから。

LINEを考えることに頭を使ってしまう、それが疲れる（またはその時間がないまま放置してたら忘れてしまう）から、返事が遅いのです。

シンプルにこれが頭の中の全て。

特に女性には理解できない人が多いかもしれませんので、例え話をします。

例え話

あなたは日曜の午後にグループレッスンの英会話を習っていたとして、授業中にLINEがきたとします。
送り主は会社の上司で、内容はTwitterの匿名廃止の是非について。
「意見を聞かせてください」
と書かれています。
仕事には一ミリも関係ないし、LINEなんて面倒なことせず会社で直接聞いてほしいな…と思いつつも、返信しなければなりません。

さて、英会話レッスン中に返信しますか？
しませんよね。

英会話が終わったら即レスしますか？
とはいえ「廃止でいいです」「匿名がいいです」
この短文のみを送っていいと思えますか？

長々と議題を送ってきた相手に対して
「理由や装飾を加えて返信を作らなければ」
と思ってしまいませんか？

なる早で返そうにも、教室を出てたらクラスメイトと談笑しながら移動する、電車に乗る、などLINE画面につきっきり！というわけにはいきません。

夜は、友達から「離婚するか迷っていて、電話で相談したい」と言われています。
電車に乗ってる間、友達のことを心配してあれこれ考えます。
電車を降りたら、晩ご飯の買い出しをして、料理して、友達の電話を待ちます。

電話が終わったらお風呂に入って、お気に入りのいんすたぐらまぁのインスタライブを見て…おっともうこんな時間、早く寝なくちゃ。

…このように何だかんだ即レスはできないことでしょう。
レスをしたくても、大なり小なり脳に負担のあるタスクですもの。

既読が早くてレスが遅い男性の心理は、まさにこの状態。

トイレに行く時にサクッと返せるでしょ！？

今まで、男性に対してこう思ってた方。
いいですか、それはめちゃくちゃ嫌がられる発言です。
特にハイスペには禁句ワードですから、覚えておいてください。

英会話の例でいうと、マンツーマンじゃないのだからレッスン中に返そうと思えば返せるし、レッスンが終わってから電車に乗るまでに時間はあったし、電車の中でも返信できたはず。
それなのに上司にLINEを返さなかった理由は、頭が別のことを考えていたから。

頭の切り替えスイッチレベルは人それぞれ

異なる事象に対しては、誰だって頭の切り替えが必要です。
それが仕事であれば、尚のこと。
仕事中に異性へLINEを返すのは、そこそこ切り替えエネルギーを要します。

女は雑談が得意、男は不得意

こう言ってしまうと語弊がありますが、雌のDNAには共感スキルが刻まれていて、集団の中で円滑に生き残るためのコミュニケーションスキルに長けています。
一方雄は、獲物を狩るというミッションに一点集中型。
コミュニケーション能力が高くマメな男性はいますが、その一部の人が凄いだけ。
男女では、LINEを重視するレベル感が異なります。

どうして頭を使わずにサクッと返せない？

サクッとした文章を返すと「冷たい」と言われる（心配含む）から。

相手からの長文に対して、自分は一言で返すのに罪悪感がある。
かと言って長文を考えるのは一苦労。
だから、どうしても後回しになります。

急用でもないこととか、自分にとってどうでもいい話題（ツイッター匿名の是非）とか、余計に労力を使って即レスする必要性を感じません。

だから返信が遅いんです。

遅レスされてしまう原因

2行以上の長いLINEを送ってませんか？
長文を送られると、返信を考える労力が更に増します。

絵文字だらけのLINEを送ってませんか？
サクッと簡素な返信をしづらい気持ちにさせてしまいます。

「インスタ見る暇はあるのにLINEは返せないの？」
はい、インスタ見る暇は無限にありますよ。
頭使わないんだもの。

LINEのラリーを続ける秘訣

・短文（なるべく一言二言）
・絵文字はほどほどに
・自分日記を送りつけない
・母親みたいなおせっかいLINEを送らない
・即レス！！！！！！

即レスは超大事

即レスするには、短文でしか無理なんですよね。
この２つの要素をセットで考えると、LINEスキルが磨かれますよ。

LINEがきた＝相手はLINEができる状況である可能性が高い

レスの間を空けるのは、このチャンスを逃すことになります。
そうすると、次にまた相手の脳と手元が空くタイミングまで待つハメに。

「返事はすぐにしちゃダメだって、誰に聞いたことあるけど」
誰なんでしょうね、そんな悪質なデマを広めたのは。
返信をじらすことで相手をコントロールするのは、大学生まで。
「駆け引きなんてしちゃダメなの、好きならば ah ah ah ah」

（マジレスしますが、本気モテする女性ほど駆け引きしません）

相手がスマホを開いてるうちに返信するのがコツ

即レスすれば、返信が届く頃には相手がまだスマホを開いてる可能性があります。
相手はLINEの頭になったままなので、スムーズにレスしてくれやすくなります。
双方がその状態で返信しあえれば「ラリーがポンポン続く」が完成。
考えすぎず気楽に返しやすいので、ストレスになりづらいです。
このポンポンラリーの機会が増えるほど、だんだん、楽しいと錯覚していきます。

体調を気遣うLINEは正直うっとおしい

「体調に気をつけてね」
「忙しいと思うけど無理しないでね」
のような言葉を、頻繁に送ってませんか？
それを送りつけていいのは、野菜と一緒に送られてくる田舎の母からの手紙だけです。

風邪を引いたという報告でもない限り、忙しい相手に体調を気遣うLINEを送るのはやめましょう。
「うん、ありがとう」以外に返しようがないですし、いい年した社会人は誰だって体調を崩したくありません。体調に気をつけるべきなのは分かりきってるんです。

他の言葉で例えてみます。

「朝起きたらちゃんと顔洗ってね」
と、ギャグではなく気遣いのつもりで頻繁に言われたら、どう思いますか？
かの有名なホスピタリティの化身・ナイチンゲールでさえ
「うわ…また言ってきた…」となるでしょう（決めつけます）。

これを何度も何度も言われると、字面で疲れさせてしまいます。
よかれと思っているのは送信者だけ。気遣いができますアピールとしては大不正解です、逆効果です。

送るのなら、多くても半年に１回くらいに留めておきましょう。

相手にプレッシャーを与えないのが気遣い

さてさて。
冒頭の『LINEは既読早め、返信かなり遅め(1〜5日後)、絵文字つき丁重LINEで掴みどころがありません』
に戻ります。

お相手はおそらく丁寧なLINEを返さないといけないと思ってるので、レスを作成するタイミングがなっかなか訪れず、遅いのです。
サクッと気軽に返せるようなLINEを意識すると、相手の反応も変わってくるかもしれませんね。

LINEが気軽かつ楽しければ、自然とレスの速度も頻度も変わりますよ。

いきなりテンションを変えると不自然ですので、デートの時にでも
「私、実は親しい相手にはLINEを短文で絵文字なしで送っちゃうタイプで。」
と伝えて、デート後から切り替えてみてはいかがでしょう？

カップルであるあるの揉め事
「何でLINE返してくれないの？」問題。

自分の思い通りじゃないからといって相手を責めるのは、簡単です。
なぜ返してくれないのか？
相手の習性や特性を観察し、相手の目線で理解し、返信の負担を減らすには？を考えてみること。
それが気遣いです。

遅レス反対団体　各位

最後に、遅レス・既読無視軍団を代表して、わたくしめがご挨拶申し上げます。

LINEをしたければ、頻度高くやりたい方が、やりたくない方をその気にさせる工夫をしてください。
やりたくない人に無理強いするのは、いいことではありません。

しいたけが嫌いな人に、しいたけ食えって言ってるのと同じです。

LINEの文字をポチポチ打つのがどれだけ面倒くさいかって言ったら、洗濯物を畳むくらい面倒くさいのです。
なるべく後回しにしたいです。

絵文字だらけのLINEを送ってこられると、狂気を感じます。
こちらだけタンパクに返しづらいので、返信を考えるのが面倒です。

何が言いたいのか論点不明なLINEはスルー確率が爆上がりします。
「何が言いたいの？」って質問を角が立たない言い方に考え直すのも面倒だし、趣旨を読み取る労働をさせられるのもご勘弁願いたいのです。

交際前の楽しいLINEラリーは、それ専用の脳を使ってます。
そのスキルは消費カロリーが非常に大きいため、交際後には失効します。
失効後の脳では、同じようなユニークな返信を即座に考えられません。

デートでコミュニケーションを取らせてください。
遠隔でまで求めないでいただけると、誠に幸甚に存じます。そこを縛らずに信頼してくださるだけでQOLが上がります。

文句を言うくらいなら、可愛く催促してください。

「こらーｗ待たせるってことは大喜利してくるつもりだな？爆笑案件を期待してるねｗ」

くらい可愛らしく催促してもらえれば、悪い気はしません。

とにもかくにも、すぐ既読無視して申し訳ございません。
全力で土下寝でお詫び申し上げます。

敬具

2022年5月27日
遅レス・既読無視軍団
代表　アオリイカ

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