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アオパンってどんな人?|紹介インタビュー

アオパンのnoteをご覧のみなさん、はじめまして。まんぶです。
今日は、アオパンとのコラボ企画ということで、アオパンnoteにお邪魔させてもらって、私の書いたものを投稿してもらいます。

いきなり登場になってしまうので、関係性について少しだけご紹介させてください。

2人は前職のコドモンで同僚でした!
ちょっとネタバレですが、私が人事チームの責任者として仲間集めをしている中で「チーム内にデザインが得意なメンバーを」という目標があって、デザイナーとして応募してきてくれたのに人事へ引っ張ったのがはじまりです。

当時の写真(左:まんぶ 右:アオパン)

今も一緒に活動をしているのですが「そういえば、私たちは人の紹介コンテンツを書くけど、自分たちのがないよね笑」ということでお互いに書いてみることになりました。

今回は私からアオパンに対して、2人で作り上げてきた採用広報のひとつである社員インタビュー風にしっかりインタビューをしてみました。
これからアオパンとお仕事される方、関わられる方にとって、人柄や思いを知るためのnoteとなったら嬉しいです。
最後までお付き合いのほど、よろしくお願いします。

飛び込んで見つかった採用広報という仕事

——— どんなキャリアを歩んできましたか?

東京学芸大学の書道専攻で教員免許を取得しました。うちは祖母が書家で、母も書道教室を開いていたほど字の上手い人。大学ではなにかを専門的に極めたいと思っていたので、自分のルーツでもある書道をやることにしたんです。
教員になる道もひとつの選択肢として考えてはいたのですが、ビジネス的な新しい刺激を受けながら成長したいと思うようになって、パナソニック子会社のSIerに就職しました。

実は、就職活動をはじめてすぐに同グループの会社説明会に参加したところ「物をつくる前に人をつくる」などの松下幸之助の言葉に感動しちゃって!
カリスマリーダーを先頭に、みんなが同じ方向を向いて頑張っているのってカッコいいなと憧れたんです。
「経営の神様が作った会社で働きたい!」と思ってからはもう、片っ端からグループ会社を受けてました(笑)。最終的には、IT系であればこれからの人生で必要な知識が身につきそうだと考えて決めました。

入社してからは金融部門に配属になって、ITコンサルタントとして大企業の業務システムについて現状の課題整理、改善提案、システムの要件定義、プロジェクト進捗管理といった業務をしました。
同期にも恵まれていたし、大企業間の折衝や関係者の間に入って取りまとめることを学べた一方で、自分の強みが発揮される感じはあまりなかったんですよね。
自分の貢献度がわかりづらいこともあり、小規模でいいからスピーディーで、自分の介在価値を感じられるような環境を求めるようになりました。

——— キャリアチェンジにつながるキッカケがあったのですか?

経営陣肝入りのプレゼンに向けて発表用資料のパワーポイントを作成したら「これデザイナーに発注したの?すごくいい感じだね」と役員の方からも褒めてもらったことがあったんですよ。シンプルにめっちゃ嬉しくて(笑)。
元々、制作は好きな方だったのもあって「これを極めてみたいな」と思い、業務後と土日を使ってデザイン学校に通い始めました。

せっかくつけた知識を仕事で使いたいと思っても現職では限界があったので、知り合いのツテを辿ってベンチャーで修行をさせてもらうことにしました。大企業しか知らなかった私にとっては日々カルチャーショックの連続で、刺激が強かったので忘れられません(笑)

限られた時間でしたけど、実際にデザイナーとして働いてみたことで楽しさを感じたし、ベンチャーのスピード感も肌に合っていたので転職することを決めたんです。
とはいえ転職活動してみると未経験職種、しかもデザイナーへのキャリアチェンジというのは簡単ではなくて、制作会社で修行する道も含めて検討をしていました。

そんな中で、まんぶさんと出会うことになるコドモンを受けた時に、「デザイナーとしていきなりは難しいけど、採用人事担当はどう?」と提案を受けました。
最初は「えっ!?」って感じでしたけど、話を聞いてみるとコーポレートで製作しないといけないデザイン業務がたくさんあることもわかったし、これまでの経験も少なからず活かせそうだと感じました。
「できることで貢献しながら、やりたいこともできる環境だと思います」という言葉をかけてもらい「たしかに!」と深く納得したので、コドモンに入社することを決めました。

——— コドモンではどんな仕事をしていたのですか?

基本的には、採用に深く関わっていました。
強烈な思い出は、50名近い方が参加される会社説明会でのプレゼンを、入社1ヶ月目に任されたことですね!

入社前に長期の休み期間を作って海外一人旅をしていたら、まんぶさんから「来月の月末に土日を含む出張いけますか」と連絡がきて。

実際のメッセージ

そして、入社後早々に「今月末の宮﨑オフィス説明会で会社説明して!」と言われました(笑)。

これぞベンチャー!って感じの無茶振りでしたが、前職で何度もプレゼンや全社総会の司会をしていたし、人前で話すのは好きだったので、逆に嬉しくて「はい!頑張ります!!」と二つ返事。
まんぶさんのエモい指導もあり、当日の会社説明は大盛り上がりでした。候補者の方の熱量が目の前で上がっていくのが分かって、すごく面白かったですね。

他には、オリエンテーションの整備だったり、新卒の入社時研修だったり、次から次にくる新しい仲間を受け入れるための準備を担うことが多かったです。
「採用は、仲間集め」という文化も出来上がっていて、仲間をウェルカムするために色々と取り組んでいました

プラス、入社時の話にあった通り、採用チーム内のデザイン業務担当として会社説明資料をリニューアルしたり、各求人サービスの更新やリデザインをしたりしていました。

途中から、まんぶさんがやっていた採用広報業務を引き継いでコンテンツの発信担当として動くようになって、自分で執筆・編集までできるようになったのは今にも続く大きな財産です
メンバーの紹介コンテンツ作りは、やっていてとても楽しかったんです!

やりたがりの器用貧乏が強みになった

——— 今は、どんな仕事をされていますか?

ライター 兼 カメラマン 兼 デザイナー 兼 人事 兼 広報です(笑)。

2022年2月から独立して、スタートアップ企業の採用広報を担うフリーランスとして活動しています
まだまだ駆け出しですけど、おかげさまで複数の会社で採用広報としての業務に腰を据えて取り組めたことで成果も少しずつ出て自信もつきました。
これからもいろいろな会社のお手伝いをしていきたいと思っています。

採用広報は「人を集めるためにやる宣伝」というより「企業の魅力や特徴が見える状態にしていくこと」だと考えながら情報発信に取り組んでいます。

せっかく興味を持っても、情報が何も出てない会社ってちょっと不安になりますよね。
転職を考えている人たちが会社について調べた時に、求めている情報に自然にたどり着けたり、判断材料を幅広く提示してもらえたりするように情報を揃え、ブランディングをしていくお手伝いをしています。

実際に入社してくれる仲間から「記事がきっかけで、いい会社に出会えました。ありがとう!」と喜んでもらえたり、コンテンツの充実が会社への関心を呼ぶことに介在価値を感じられています。

実は、情報発信をするためにはインタビューをしたり、写真撮影をしたり、コンテンツを書いたりと必要なスキルセットが幅広いんですよ。
でも、これが自分の性に合ってました。自分の持ってるスキルがいろんな面で活かせるし、すごく楽しいです。

成長期のベンチャー人事って、優先事項は常にスカウトと面談なんです。
一方で、採用広報は重要だけど緊急ではない上、成果が見えづらい。
人事として働いていたときは「キャリア形成や評価を求めるなら人事的なスキルを磨くべきだけど、物作りや表現をしていきたい…」という壁にぶつかっていました。
そんなタイミングで、元々希望していたデザイナー職に異動になったのですが、当然ながら人と会う機会や情報発信の機会がガクッと減った結果、すごく寂しさみたいなものを感じて。「あ、私って採用広報がめちゃくちゃ好きだったんだ」って気づいてしまったんです。

それで、人事やデザインといった部署名やすでにあるキャリアパスに囚われずに「採用広報を極めてみたい」という気持ちが強くなって、複数の会社で同時にチャレンジできるフリーランスとして働くことにしました。

——— ここまで歩んできての気づきはありましたか?

やりたがりで器用貧乏なところが強みになると知ったのは驚きでした!

なんでもある程度のところまではできるタイプではあるんですけど、極めるまではいかなくて(苦笑)。
趣味で始めたカメラだったり、デザイナーになりたくなって勉強したデザインだったり、自分の中で「突き詰め切れてはいないよなぁ」と自信がなかったんですけど、どれも採用広報で使えるくらいのスキルにはなっていたんです。

特に、記事を作るためにはカメラマン・デザイナー・インタビュアー・ライターと人手がかかるのを、ひとりでマルチにこなせるというのが強みになった時は嬉しかったですね。これについては、noteに書いたので、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです!

あとは、やっぱりベンチャーに転職したのが良かったです。スピード感とか、距離感とか、ベンチャーだからこそ味わえる手触り感が自分には合っていました。
一緒に作り上げていく感じも楽しいし、器用貧乏も人手不足の環境ではバッチリ貢献できますしね!

——— どんな人と仕事したいですか?

お互いにリスペクトしていて、言いたいことが言い合えるというのが理想です。
クオリティを高めたいという思いは結構強くて、そのためにはフィードバックって必要不可欠だなと思うんですよ。
どこが良くて、どこは良くないっていうのを擦り合わせた先に、「これだよこれ!」って喜んでもらえるようなアウトプットがあるかなって。

まんぶさんからコンテンツ制作を引き継ぎ始めた時、最初の仕事でもらったフィードバックは今も鮮明に覚えてます。
自分なりには結構いい感じに書けたと思っていたんですが、ちょっとレビューしてもらっただけで、たくさんの修正点とアイディアが出てきて…。
全力のフィードバックが刺激的だったし、その引き出しの多さ・妥協しない精神に憧れた私は、「私も、もっと良いものを作りたい。この熱量に応えたい!」って燃えてきたんです。
その後ガッツリ書き直したものを「面白い!」と言ってもらえた瞬間は最高でした

良いものを作るためにフィードバックをくれる方の存在は、私を成長させてくれると感じます。
逆に言うと、一緒に戦ってくれない人とは仕事してもいい結果にはならないだろうなと思います。

採用広報がもっと理解されて広がる世界を目指す

——— 今の仕事の難しいところや課題ってありますか?

やっぱり自分のスキルセットありきで仕事をしているので、労働集約になってしまう点は課題ですね。

なんでも自分でやりたがっちゃうので、気づくとタスクが山積みで、お待たせしてしまうこともしばしば…。タスクに追われて時間が詰まってくると、会社ごとのチャットツールなども追いきれなくて、情報キャッチができなくなってしまう悪循環もあります。
助けたい、力になりたいと思ってもフットワーク軽く動けない時があるのは悔しいです。こういう時、一人で仕事するのではなくチームで動くのがいいんだなと思うようになりました。

あとは、私がジョインさせてく場合、社内に採用広報がいない状態が多くて、私が専任担当化してしまうんです。これだと私がボトルネックになってしまうし、ノウハウを会社に伝えていけない、残せない。
今後はインハウス化を目指して土台を作っていきたいですね。

ただ、採用広報専任を採用するのが難しいというのは自身の経験からも理解してます(苦笑)。採用広報が貢献したかどうかを可視化するのは難しいので、評価しにくいですし…。
成果を明確にしようとすると、どれくらい採用できるの?つながるの?となってしまうんですけど、むしろ短期的な成果に目を向けるのではなく、中長期的に考えてブランディングをしていくような感覚を持つのが大事だと思うんです。
ただ、これをちゃんと理解してもらえるような説明も難しくて…。ずっと課題です(笑)。

——— これからどんなことをしてみたいですか?

複数の会社で採用広報を担当させてもらって経験や実績が蓄積されてきたので、しっかりと情報発信していきたいと思ってます。
さっきお話しさせてもらった「採用広報に対する理解」を作るためには、事例を増やして実績を作り、それをちゃんと見える化していかないといけない。
なので、セミナーや勉強会で積極的に登壇したいと思っていますし、noteの更新を頑張りながら出版も目指したいですね。

先日、はじめて採用広報をテーマにしたコミュニティでLTをさせてもらったのですが、私にとってすごく価値のある経験でした。
これまで人の言葉を借りてコンテンツを作ってきたけど、自分の言葉でやってきたことを語って共感をしてもらえたのが嬉しかったんです。

あと、やっぱり採用広報って企業施策としての優先順位が上がるまでに時間がかかるし、優先順位が上がってきたころに始めても成果が出てくるまでにはまたさらに時間がかかるものです。
多くの方にその価値に早く気づいてもらって、ライトに始めてもらえるようにしたいですね。

今はまだ発信もできていないし、本も出版していないので、声をかけていただいて一緒に成果を出していけたら嬉しいですし、ぜひ成功事例として出版にご協力いただけたら嬉しいです!!頑張ります!!

——— 最後に、働く上で大事にしていることはありますか?

1つ目は、笑顔。話しかけた時、MTGの時など「いつも笑顔ですよね」と言われるようにしています。
常にそういう振る舞いを心がけていると安心感を与えられるし、仕事も頼んでいただきやすいんじゃないかなって思ってます。

2つ目は、パワー。「話せて良かった」「会えて良かった」と言われる対応をすることです。一緒にお仕事をする方とはちゃんと向き合いたいと常々思っていて。
その瞬間を最高にすることに全力です。

3つ目は、ストーリー。これはちょっとコンテンツに限定されるんですけど、その人のことがわかる記事にしたい、その人の物語を伝えたいってストーリー性には気を使ってます。
というのも、採用広報って一歩間違うとただの自慢記事になるし、すごいアピールなんてされてもしらけちゃいますよね。
そうじゃなくて、苦労・苦悩も可能な範囲でお答えいただいたり、まだ実現していない思いだったり、「この人と働きたい」と思えるような共感性がある、でもカッコイイと思えるようなストーリーを引き出して作ることは、こだわってやっています!

ストーリーがあると誰かに伝えたくなって、広がっていくというのが採用広報のひとつの魅力だと思うので、これからも自然に広がっていくようなコンテンツづくりをしていきたいと思います。

——— 採用広報らしい締めでしたね!笑
いろいろ答えていただきありがとうございました。
おもしろかったです!!

まとめ

だいぶ長くなってしまいましたが、これからお仕事をされる方や企業の方にとって、「あー、こういう人なのね」と知っていただけるような内容になったのではないかと思います。

アオパンとは、3年間一緒に仕事をしてきて成長も見守ってきたので、聞かなくても書けるくらいではあったのですが、改めて、語ってもらって魅力を知れたなと思いました。
特に、エネルギッシュでいつも笑顔。
フットワーク軽く期待値超えを狙ってくる短距離走型の仕事スタイルは知っていましたが、インタビュー中にも発揮していて心地よく二人三脚をしたくなるキャラクターです。

採用広報というと、採用数になりがちな目標を「企業ブランディング」において挑み続けたい方は、ぜひアオパンに声をかけていただけたら嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました!!

まんぶ
@mamboo_channel


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