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鮨職人の修行は10年やったら1人前?それは違うじゃないかな?

雑用3年。シャリ切り5年。魚を捌くのが7年目。握り一生。

それを否定するわけじゃないけど、この修行方法で
幸せになった人より不幸になった人の方が多いと思います。

実際に私が、修行をしたらからこそ思うのですが
『目指す先によって、修行の期間は変わる』

これが答えなんじゃないでしょうか?

日本一の寿司職人になりたい。銀座でお鮨屋をやりたい。そう思っているのであれば、修行10年では足りないですよね。

なぜなら、オリンピックで金メダルを取ろうと頑張っているのと一緒だからです。

そこには努力だけではたどり着けない才能や運が必要です。

しかし、寿司職人がみんなそんな風になりたいわけではないんですよ。

町の寿司屋をやりたいお客さんが喜んでくれるように
低単価でおいしい寿司を出したい。

それであれば、修行期間は半年で十分。

私みたいに、消防士から転職し寿司職人として開業するまでに
修行期間は1年ですが、自分らしく仕事ができている。

この仕事が本当に大好きです。

それだけで充分じゃないですか?

修行は、自分がなりたい目標に向かって進むための手段でしかないんですよ。

修行することが目的ではないですからね。

目的は、なりたい自分になる事じゃないんでしょうか?

卵を焼くのに、3年もかけてたら、今の時代は厳しいですよ。

未来に希望が持てないじゃないですか。

だからこそ、先陣切って業界のタブーを言います。

なぜなら、公務員から転職してよかった。

鮨職人と言う働き方が好きだからです。

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