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漫画家が漫画家を描く、ということ③もう編集者に振り回されたくない

過去の自分を振り返りながら描く

趣味で描いている百合漫画「BlackLily 黒百合短編集」シリーズが佳境に入ってきました。
主人公が少女漫画家という設定で、
悪役・ナツの過去の話…かつてのナツが少女漫画家を目指し
一途に頑張っているけど、なかなかうまくいかず…
という内容です。





百合だし漫画だしミステリーだし、完全なるフィクションなんだけど、
このあたりはかなりリアルに描けたと自分で思う。

漫画がもっと描きたくて、漫画家を目指したはずなのに、
あれれ、なんか漫画を描くのがつらくなってきた…
ということは、もしかしたら漫画家志望者のあるあるなのかもしれない。

今でも私は複雑な気持ち。
もっと漫画を描きたいし、ずっと変わらず漫画を描くのは大好きなんだけど、なんだろう、このモヤモヤっとする感じは…。
なんで「漫画を描くのが辛い」って気持ちになることがあるんだろう…。




この物語ではナツが担当編集者たちに振り回され翻弄される様を描きました。
こんな話、インディーズだからこそ描けるんですけどね(笑)
仕事だったら、忖度もあるしなかなか編集者を悪者になんか
できない(笑)(笑)
ただえさえ少ない仕事が無くなっちゃうじゃないですか!!

と、描きながら気づいた。
私の「漫画が好きなのに描くのが辛い」件の
根底にある理由はここなんかな…と。

昔から…(今でも)仕事をもらう編集者さんには
媚びちゃうし、頭が上がらないし
「描かせていただいてる」とか言っちゃうし
思っちゃう。

そんでまあ、いいなり…
いいように扱われてきたんですね、私は。

「こうした方がいいよ」と言われると
「え、そうかな…」と内心は思いながら
編集さんのほうを信じて直しちゃう。

それは「仕事だから仕方ない」という気持ちが
あったから。

でも、結局編集さんのいう通りにしても
おもしろくないし、人気もでないし
結局「ダメでしたねー」で、終わる。

編集さんのせいにしたいわけじゃなくて、
仕事であろうと、私が描く漫画は私のもの
なんだから、
私が自信をもって責任をもって描くべきだった。
ほんとにそう思う。

私が何年たっても、いつまでたっても
不安が抜けきらないのは
こういう癖があるからなんじゃないかな。

この漫画では(百合だしミステリーだし)
編集者の登場人物を超・悪人のサイコパス風に描いてるんだけど、
もちろんすべての編集者さんがこんな悪人というわけではない。

中には漫画みたいな極悪非道のサイコパスもいるだろうけど、
そんなのはきっと、どこにだっている。
会社の上司がサイコパスってこともよくある話(かな?)

私が言いたいのは、
良い編集者と仕事しようがサイコパスと仕事しようが、

自分の漫画に自信と責任をもつ

ということ。それだけが大事だってこと。





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