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【今日からアナタも運力強化】運のいい人、悪い人はどこが違うのか?−経営参謀として人気の税理士実体験録−

私、めっちゃ運が良い人生を送っています。
運の良さ。にかけては誰にも負けないです。
この本を読んでから抜群に運が良くなりました。

という、非常にアヤシイ話です笑

本書より少し抜粋

運力は、人によってきわめて大きな差があり、それがそのまま人生の差になっています。
運力は鍛えれば、何歳からでも強化できます。


もう少し抜粋しましょう

江戸時代の僧侶、良寛の言葉です。

ー災難にあう時節には、災難にあうがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候ー

どういう状況でこの言葉が語られたかは知りませんが、農民か誰かに
「災難にあわないですむためにはどうしたら良いでしょうか?」
と聞かれたと想像してみましょう。

その農民はたぶん、「毎日このお経を読みなさい」といった具体的な指示を期待していたでしょうね。

それが、良寛に「災難を避けようとしないで、ちゃんと経験すればよい」
と言われてしまったのです。農民のキョトンとした顔が目に浮かぶようですね。

表面的にとらえると、良寛の言葉は矛盾に満ちています。
災難にあわないようにするにはどうしたらいいか、という質問に対して、災難にあえばいいという答えはないでしょう。

しかしながら、この言葉はとても深い内容を含んでおり「運力」の神秘にアプローチするための一つの入口になっています。
以下、それを解説します。


まず最初に、「災難にあう時節」というのは何を意味しているのでしょうか?

未来の出来事というのは、サイコロを振るように偶然に起こるものではなく、ある必然性を持った流れ「運命の流れ」に沿って起こります。

病気を例にとって説明しましょう。病気は災難ですからね。

病気というのは、遺伝子的要因であったり、生活習慣であったり、ストレスであったり、人間関係が引き起こしていたりします。
言い方を変えれば、本人の生き方が何らかの意味で宇宙との調和が取れなくなったとき、それが病気という症状として現れるとも表現できます。

病気という運命の流れに逆らい、運動やサプリメント、加持祈祷などに頼って病気を克服できたとします。
しかし、病気は避ける事はできたとしても、宇宙との不調和はそのままなのです。

本人は「ラッキー!病気を避けられた!」と、自らの人生を顧みることなく、前と同じような生き方を続けることでしょう。宇宙との不調和は更に大きくなり、それは前よりはるかに大きく、はるかに厳しい災厄につながってしまう可能性があります。

むしろ、病気になって、前と同じ生き方が続けられなくなり、宇宙との不調和が解消できたとしたら、その人の人生はよりよい方向に変容していくでしょう。

もちろん、病気になったことを受け入れ、その要因が自らの生き方にある。
という事が自覚できなければなんの意味もありません。


−災難にあう時節に、それからのがれようと悪あがきをすると、災難が本当の災難になり候−


以上、抜粋

平成22年に出たこの本ですが、読み終わったあと、なんとも言えない感覚に包まれたのを覚えています。

何かが変わっていく感覚を得ました。

この7年後、本の著者である天外伺朗さんの主催する経営塾
「天外塾」の門戸を叩くことになるとは、まだこのときは予想もしていませんでした。


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