韓国おひとり様旅行の"0.5"Part3ー地下鉄、タクシー、バス、KTX編
前回記事がこちら。
https://note.com/aono_kubo110/n/n924c453b567d
今回は地下鉄、タクシー、バスの解説。ほとんどはソウル市観光前提の話で進めていく。
※と、その前に。そもそも韓国は急発進・急ブレーキ・猛スピードが当たり前であるだけでなく、歩行者優先の法律がない国なので、車に乗る時は乗り物酔いに要注意(例外として、日本人向けのツアーバスの類は比較的日本人向けな運転になってるのでやや気楽)。たとえ歩く時も横断歩道では日本以上に敏感に注意して欲しい。
結論から言うと、僕の体験を踏まえたアドバイスでいえば、交通機関の中で1番乗らない方がいいのは『バス』。バスは路線が読みにくいし、韓国バス路線検索アプリはあるのか知らないけれど、あったとしても多分いまいち見方がよく分からない(日本はもっと複雑かもしれないが)、さらに揺れも多分大きめ。それならタクシー使った方が到着も早い上、座れる利点がある。
もし関東で東京メトロやJRなどの路線を何度も乗り換えた経験があるなら、1番のコスパは地下鉄である。最初は慣れない乗り換えも、徐々に感覚が掴めるはずだ。運転手によるが、多くの点でほぼ日本並み。揺れ、9時～18時平日の控えめな乗車人数、その他ラッシュアワーの感じも。ただ他路線や出口の乗り換えがどの駅もやや遠く、その辺の接続が若干面倒。でも、5分おき、7分おきぐらいに大抵電車は来るので心配はいらないと思われる。
もう少し細かく説明していこう。
①地下鉄
通勤通学で色々路線をまたいで乗車していたなら、1番安心材料になる交通機関。方向音痴の経験がそんなにないなら、案内板と構内にある地図を読み込んでいけば大丈夫。そもそも方向音痴の自覚のある人は翻訳アプリを介して、通りすがりの暇そうな顔の人に聞けば大抵解決する。持ちうる英語力でキオスクやその他店の人に尋ねるのももちろんOK。
【乗り方】
WOWPASSを携帯している前提で話すと、タッチパネルで操作するタイプの機械を見つけて、WOWPASSにチャージするだけ。孔徳、金浦空港駅、ソウル駅などの都会なら絶対に日本語対応の表示もあるので、それに沿ってやればよい。ほとんどのチャージ金額設定は1,000ウォン単位。
※日本は近年10円単位のチャージが指定できるようになっているが、韓国で(ほとんど同じレートでいえば)100ウォン単位、またそれ以下の調整は残念ながら出来ない。
もしチャージ十分していたら、改札にはPASMOのようにかざす部分があるため、タッチ。ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝって鳴る時もあればﾋﾟｯで終わる場合もある。あとなんか言ってる時もある。あとは乗車予定の○号線、AREXなど探して乗ろう。
もし、路線が分からないで困っていたらコネストの韓国地下鉄路線図アプリを入れるといい。使用面で多少使いにくいところはあるが、多少の知恵を補えばすぐ慣れるだろう。僕は頻繁に使った。助けられた。
②タクシー
日本と同じように「Hey, TAXI！！」とやってもいいけれど、ビュンビュン走る道路を見ていると意外と捕まえるのが難しいかも。既に先客がいることもあれば、ネットの情報筋によればボッタクリするタクシーもあるらしい。(ガイドブックにもそのことさらっと書いてあるほど)そのため、安全かつ確実にタクシーを配車するアプリの利用を推奨する。
韓国の代表的な配車アプリのひとつに、カカオタクシーがある。過去記事でも触れたのでご参照を。
【カカオタクシーのインストール後の手順】
入れ替えたSiMの電話番号を登録(契約内容等は各自ご確認)し、規約や約款の同意の後、すぐ使える。
タクシーの項目に進み、「現在地情報と電話番号をこのアプリに許可しますか？」とくるので登録。あと他に必要な許可情報は一応登録しとく。終わったら、現在地と目的地の項目が出るので入力。
現在地はマップ内情報で入力OK。ただ現在地の精度があまりよくないこともあるのでGoogleマップなど併用して位置決めするとよい。
目的地は韓国語(英語もいけたかな…うろ覚え)入力。事前に目的地の韓国語住所をスマホにメモしたのをコピペすればスムースに進むだろう。
次にタクシーの種類。デカいのがいいのか、速いのがいいのか、一般がいいのか…など複数タイプある。加えて、それぞれの車種によって現在地～目的地までかかる料金も載せてくれる(ぼったくり対策か)。基本的には一般タクシーでよい。理由はタクシーにさえ会えれば、翻訳アプリで補うだけで大丈夫だから。
現在地と目的地、タクシーの種類ときたら続いては支払いの方法。韓国向けのクレカを作ってない限り、基本的には直接払い(みたいな名称のやつ)を選択。目的地に着いてから、手持ちのクレカやWOWPASSで支払う、という意味である。
☆WOWPASSの存在を知らない韓国人は多いため、WOWPASSを使う時は特に説明もせず「Credit Card」と一言言えばOK。
支払い方法選択後はもう入力作業は確か終わりになり、画面にタクシーのナンバープレートが表示される。それを覚えて、待って探してみよう。現在地の辺りにタクシーが到着すると、必ず運転手から電話がかかってくる。一般タクシーの運転手は"韓国語オンリー"で占められるため、先程の現在地情報で全てが決まる。韓国語微塵も分からなければ、正直無視して構わないので、とにかくタクシーを自力で見つけて欲しい。タクシーの窓トントンと叩いて「乗りなよ！」って合図されたら乗るような流れ。あとは目的地(道路の都合上、目的地周辺の場合もある。その代わりすぐわかる位置に下ろしてもらえるはず)で支払いを済ませば、おしまい。
説明が長くなったが、最初戸惑ってもすぐ慣れる。とにかくカカオタクシーで大事なのは、現在地どこにするかである。
③バス
日本と同じような路線バスの扱い。前乗り後ろ降りである。
乗り方は簡単で、乗車時はWOWPASSを運転手そばにあるタッチ部分(PASMOとかかざす部分みたいな出っ張り)にタッチ、降りる時も同じところにタッチ。STOPボタンで降りたい停留所に降りる。それだけ。
④KTX
韓国の高速鉄道。以下を参照。
私はこれを予約するのにめちゃくちゃ苦労した。日本語が途中ガバガバになる上に、そのガバガバな日本語が書いてあるボタンを押さないと進まないシステムになっている。というかシステム自体見にくさがエグい。
↑このサイトが1番親切なのかもしれないが、どこか説明が読みづらいと思う人がいても不思議ではない。最適コストの見方を簡単にお伝えすれば、
①年齢
②団体かどうか
③10日間の有効期限の間に何回乗るのか
といった視点だと思われる。紙に出して引き換えするのか否かもあるのだが…正直事前オンライン予約の場合、色々見づらい。しかも質問はおそらく英語でKORAILに電話しないといけない。僕は結構手間取ったので、皆さんももし長期戦を強いられそうになったら、頑張って欲しい。もしくは無理せず通常料金で払うか。よくお考えを。
というわけで、この記事は1度終了。未完成なところがあったらしれっと補足していると思う。間違いがあったら優しくご指摘ください。では。
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