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子供の頃考えていた、痛いヒーロー物語を思い出した 2024/07/24

ふと、小学生の頃、頭の中で考えてた物語のことを思い出した。

主人公の名前はジャック。剣で戦ったり、殴り合ったり、超能力をぶつけ合ったりするバトル漫画的な物語。大体ドラゴンボールがベース。
小学生の頃の私は、自分の回りにあったモノや出来事、コンテンツを寄せ集めて設定を組み上げていた。

『森羅万象チョコ』を集めていた頃は、主人公は七支剣を振り回して戦うキャラになっていた。(ググったら、「光龍王サイガ」のカードが出てきた。懐かしー!)

クラブでソフトテニスをやっていた時は、ラケットのガットの交差部分にボタンがあるものとして、それを押すことで複数の必殺技を出し分ける、なんて設定を考えた。

手の甲に漢字一文字と魔法陣の刻印が刻まれて、それが光ることで能力が発動するなんて設定もあったな。勿論刻まれた感じによって発動する能力は変わる。、これはなんのアニメ・漫画の影響で生まれた設定だったかな……文字に『YAIBA』の龍神の玉か?『Fate』シリーズの令呪かとも思ったが、Fateに初めて触れたのは高校時代だから違う。

妄想設定のくせに、大ヒットした後に待つ、ゲームやアニメなどのメディアミックスの事まで考えていた。

3DアクションゲームやFEのようなタクティクスゲーム。果てはスマブラのようなコラボゲームを(脳内で)作り、オリキャラを孫悟空やベジータなどと戦わせていた。
一通りゲームが売れた後は、妖怪ウォッチのような物理の玩具を作ったり、Wiiチャンネルを立ち上げて関連作品の情報が集まるポータルサイトを作ろう、なんてことも考えていた(WebサイトではなくWiiチャンネルってのが子供らしくて良いね)。

小5頃には主人公ジャックが退場して、次回作が始まっていた。設定・世界観は共通だが、今までの話では語られてこなかった惑星での物語。話が進むと、実は新主人公達が暮らす星は、前主人公が最後の決戦でラスボスを封印するために、自らを核として作った球形のバリアだった……!って設定が開示される。この「前作主人公が星そのものになる」って発想は今でも中々イケてるんじゃない?って思ってる。

こんなことを考えていた頃があるから、現役夢女子が書く痛い二次小説も生暖かい目で受け入れられるのかなー。pixivにごまんとある、「オリキャラがクロスオーバー世界で自分の好きなキャラたちと恋愛する」みたいな奴。

中学に上がってからは、こういう痛い設定を考える自分が恥ずかしくなって、自然と物語を作らなくなった。それ以来、脳内の妄想ですら「こんなことを考えるなんて恥ずかしい」って羞恥を覚えるようになってしまった。ラノベ作家さんは、こういう羞恥を乗り越えて連載してるんだろうか。すごい。あの頃のように、自由な発想ができるようになりたいなー。



日本中の男子は皆おなじような痛い設定を考えたことはあるよね!?


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