AIに仕事を奪われかけた 2024/06/18
昨日の朝から作り始めてたコマンドラインツールが完成した。作業時間は2時間位。あまり使い勝手は良くない。
2時間かけて実装したあと、「もしかしてこれChatGPTならすぐできるんじゃ?」と、「こういうツールを作って」ってお願いしてみた。
結果。ChatGPTは私が作ったツールより遥かに出来の良いツールを作った。作ってしまった。
これがAIに仕事を奪われるということか……
こういう、小さいツールを作るのはすごく楽しいので、今後「それはAIに作らせなさい」って言われるようになったら、とても嫌だ。
でも、まだこういうツールを手作業で作る必要性はあると思っている。自ら手作業でモノを作った経験をしている人とそうでない人で、AIへ出す指示の的確さがまるで違うからだ。AIは人間の仕事を代替できても、仕事をしたという経験をAIで置き換えることは出来ない。経験・体験が、AI時代に生き残るためのキーかもしれない。
ちなみに、今回作ったのはjsonファイルを読み取ってデータの統計を取りグラフを出力するっていう簡単なツール。
実装にはC#を使った。コマンドライン引数のパースにはConsoleAppFramework、グラフ描画にはScottPlotというライブラリを利用している。(もともと新バージョンのConsoleAppFrameworkを使ってみたい、って思ったところから開発を始めた)
ConsoleAppFrameworkは流石Cysharp製というべきか、非常に使い心地が良かった。可能ならデフォルト引数も受け付けられるようになってほしいけど。
ScottPlotはなかなか癖のあるライブラリだった……。高々棒グラフを描きたいだけなのに、予想以上の時間がかかってしまった。Pythonのmatplotlibがどれほど良く考えて作られているのかよく分かる。UnityやBlazorなどでも使える、使いやすいC#製のグラフ描画ライブラリが登場したら天下取れるかもね。
昨日の日記
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