【随筆】隻眼！とまでは言わないが、これはこれでしんどい件

僕はコンタクトをつけている。そこまで視力が悪い方ではないが、一度つけた世界を体験してしまえば、もう後戻りはできないからだ。これって、他のことでも言えそうだね笑　生活水準下げれません、みたないやつねｗ

今日は朝から、あまりよくない。
この記事は日曜日に書こうと思った内容だ。昨日に引き続き、時間差でよろしくです。昨日の記事は、土曜日の話。参考までに貼る。よかったら。

そう、厳密に言えば昨日の夜の寝方が悪かったのだと思う。寝るつもりはなかった。僕は普段、寝る前に飲む薬がある。それは飲み忘れたし、歯磨きもしないで眠ってしまったから、いっそう悪い。

しかし、済んだことだ。嘆いても仕方がない。起き上がって、洗面所で顔を洗って、コンタクトをつける。朝ごはんを食べて、歯磨きをして、着替えて外に出た。

昨日とは違って、天気がいい。
僕は、公園にいる。
風も、気持ちよかった
しかしだ。
違和感がある。なんだこの感じ。
ぐらぐらする、そんな感じだ。

結論から言う。
左のコンタクトがない。どっかいっちまった。指を当ててみたら、ずきんと痛い。それに瞼が反射でビクつく。
まいったな。
要は右目だけ入っている状態というわけなのだ。これは、気持ち悪い。
どこで落とした。
まて！ん？その推理には意味がない。やつはもう、ダメだ。
今更どこどこにありましたって分かっても、あとの祭りだ。
なら、受け入れよう。この状況を。

が、とは言ってもだ。
とにかくこの状況は、なかなかにあれだ。
隻眼とまでは言わないが、これはこれでしんどい。
どうにも具合が悪い。という話だ。

ふと、
漫画『ホムンクルス』を思い出した。僕は、左手で左目を隠して、右目だけで世界を見る。そうすれば、よく見えた。もちろん、このことによって、人間の本質が見えた、なんという話ではないが笑

しかしだ、いっこうに気持ち悪い。幸い、車の運転をするわけでもないので、ちょっと左目が悪いくらいで、日常生活に支障はない。不便なだけだ。
そもそも、コンタクトをつけなくたって、一応平気なくらいの視力ではある。が、とにも片目だけよく見えたって、なかなか慣れない。時間がかかりそうだ。いっそ、右目のコンタクトも外してぽいしてやるのも手だ。そうすれば、この気持ち悪さからは解消されるはずだ。なにも、失明するわけじゃない。少し、見えなくなるくらいの話だ。

僕は考えた。
結論がでた。
それは、
外さないだ。
実のところ、右目につけたコンタクトは、２ウィークのまさに初日であった。それは当然なくなった左目につけていたコンタクトも同様に。

新品だ。さすがにもったいない。が、片割れだ。眼は２つある。足りない。普通はそうだ。
しかし、状況が違った。
僕は、思い出したのだ。

悲しいことだけじゃない。
いいことだってある。
……厳密に言えば違う。
都合がいいことがあった。

僕はね、こういう状況を待っていた。
……？？ そりゃそうだ。

とにかく家に帰るまで我慢だ。
なんと言ったって、家にはあるんだ！

どこかでボタンの掛け違いのように、ずっと、ひとつ余っていたことを思い出したのだ。ずっと、奇数だった。でも、これでやっと余りなしになる。

そのことが分かると、なぜか嬉しかった。
僕の方は、依然状況は変わらず、
気持ち悪いのだが、
そうだ、そうだよ、と、変に興奮状態だった。
このコンタクトは死守だ。ひとつだけど、死守だ！

考えれば、コンビニでコンタクトケースを買えば、もっと早く楽になれたのかもしれない。でも、そういうとこには吝嗇で、そういうのをすごく嫌がるところがある。
家に帰れば解決するのだ。なら、耐えだ。

これが、自分じゃなかったら、勧めるよね。お金で解決できるんだ。
でも、どうしたって自分事だと、渋るよね笑　共感できるかな？汗

家に帰って、無事、相方のいないコンタクトさんを洗って、洗浄ケースにしまいました。次の日は、新たにひとつコンタクトを剥いて、はれてペアになりました。そして、家のコンタクトの残数は偶数となりました。

ちゃんちゃん。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
また次の記事も読んでくれたら嬉しい（過去記事も）。それでは。