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【随筆】J-WALK『何も言えなくて・・・夏』を聴いて思い出した。あの頃の、ちょっとイタイ話。

J-WALK『何も言えなくて・・・夏』1991年の曲らしいね。どうでもいいことだが、三点リーダーを無視したタイトルとなっている。いつの間にか、そんなことが気になるようになった笑
いや、正確ではなかった。無視したということではなく、2つ続けて使うのが正しいとされている。というだけの話に過ぎない。
「・・・」なんて、ダメよ。「……」これが正解。
って、横書きだと変な感じになっちゃうけどね汗

今日は、2本目の記事ということもあって自由に書く。要は、僕の大好きな随筆だ。エッセイといってもいいが、なんか「随筆」って書いた方が高尚じゃない?笑 なんか、できる感じしない? 気のせいか? ただの勘違いなのか、まあ、いい。 そうだ「?」のあとも、スペースを忘れないようにね。って、僕はいったい誰に講釈垂れているんだかww

こんなこと書いて350字。400字詰め原稿用紙ならあっという間に1枚だ。ちょろいもんだな笑 って、いったい何が言いたいんだ。字慰にもほどがあるだろう汗 まて、これは「随筆」に分類するか、それとも「字慰」に分類するか、どうしたものか。まあ、こんな感じで最後まで走りきったら、そりゃあ「字慰」になるな。

うん。安心して(いったい何をだよ!ww)。あっ500字だ。前説が長くなった。いつものことだが、これが楽しいんだ。この間に、で、結局何を書こうかと考えている。遊んでいるわけじゃない。サムネ作成と、この前説の間に色々と考えているんだ(今回、サムネは「みんな~」から拝借した)。

うん。だいたい決まった。ちゃんと「随筆」にしよう。オチも考えた。
まて! オチとか、簡単に言ってしまうのは危険だ。ハードルは安易に高くしない方がいい。もっと、フラットに読んでみてほしい。
あの頃の話をする。

ここまで700字。それでは始めよう。


僕は、大学院の1年生だった。TSUTAYAでバイトしていた。映画と音楽が好きだったから、このバイトにした。学部生の頃は、ラーメン屋でバイトしていた。理由はラーメンが好きだったからだ。我ながら簡単な生き物だww

この頃くらいからだ、好きが高じて、映画や音楽でも幅広く、観て、聴くようになったのは。小説は、ほどんと読んでいなかった。

僕は86年生まれで、映画や音楽に興味をもつようになったのは、10歳くらいからだった。だから96年以降の作品を世代とか呼んだり、それからの10年間、06年くらいまでがド真ん中だと思う。要は96年以前の作品群は、世代ではない。という感じだ。

そして、J-WALK『何も言えなくて・・・夏』の登場だ。冒頭で書いた通り、91年の曲だ。ようは、世代ではない。テレビで懐メロとか特集があって、なんとか知っているくらいが普通。しかし僕は、このころイキっていた笑 アンテナを伸ばして、いわゆる名曲を聴き漁っていた。そんな頃だ。

夏だった。J-WALK『何も言えなくて・・・夏』は、実によく聴いた。この頃の流行りの曲といえば、とにかくAKB48と嵐だった。TSUTAYA店員をしていたからよく覚えている。でも、僕は、J-WALK『何も言えなくて・・・夏』を聴いていた。なんでJ-WALK『何も言えなくて・・・夏』なんだろうか、他にも夏の名曲はたくさんあったはずだが、とにかく僕はJ-WALK『何も言えなくて・・・夏』だった。

サークルは卒業と同時に引退していた。しかし、たまに顔を出した。むかし、そんな先輩がウザかった。だけど自分もしていた笑 あの、大学生の「先輩マジック」みたいな快楽を知ってしまえば、その先輩の気持ちも、あの頃の僕の行動も、理解できる。

サークルの飲み会に参加した。もちろん、はじめからじゃない。遅れて、差し入れをもって、堂々と後から登場した。こういうものだった。こういうことがわからないで、はじめから居座って最後までずっといる、空気の読めない痛い先輩もたまにいる(居心地がいいから気持ちは分かるww)。飲みの場も、そんなに長居してはいけない。後輩が可哀そうだ。その点は気をつけないといけない。

可愛い子がいた。まだ、ぴちぴちの1年生だった。18だ。僕は浪人をしたので、この時23だった。5個下だ。5歳は、この年代ではかなり大きい。まして、先輩・後輩の関係だ。18からしたら、23はかなりやばい。

僕は、仲のいい後輩に「あの子可愛いね」って言った。そんな他意はなかった。シンプルな感想だった。しかし、後輩は仕事をした。

こんなことを書くと、やばいサークルだ! とか、圧だ! とか勘ぐるかもしれないが、そんなことはない。

ただ、紹介してくれただけだった。

で、地方だった。家飲みだった。もうパンパンで、人が入りきれなくなっていた。同じように誰かの家、という会場は他にあった。すぐ近くだった。

後輩は言った。
「青村さん、〇〇(可愛い子)ちゃんを隣の会場まで連れて行ってあげて下さい。夜も暗いし、道も分らないだろうから」
にやにや。後輩は、にやにやした顔で僕に言った。仕事ができるww

べっ、別に、
やましいことなんかないからね!

僕は、少しばかり緊張してしまった。
だってさ、ほんと可愛いかったんだ。
当然、可愛い子ちゃんも、緊張しているわけだ。

それなりに話はした。ぎこちなかった。

5年。
この年月は、それなりだった。世代が違う。

いったい何の話をしたのだろうか、当たり障りのないつまらない話題だったのかもしれない。きっとそうだ。天気の話なんてしていたら最悪だ。しかし夜か、気温の話でもしたのか、バカか。

ひとつだけ覚えていることがある。はっきりと覚えている。

「ねえ、〇〇ちゃんはさ、J-WALK『何も言えなくて・・・夏』好き?」
ああああああああああああああ!!
俺は、大馬鹿だ。僕なんて書けない、
俺だ。俺は、大馬鹿野郎だ。
俺は、掘って掘って、J-WALK『何も言えなくて・・・夏』に辿り着いて、今、ハマっているだけだ。俺と同世代だって、そんなやつは珍しい。俺は、TSUTAYA店員だぞ、流行りの音楽の話なら任せろと言わんばかりに話せるはずだった。しかし、しかしだ、俺の口から出た言葉は、
「ねえ、〇〇ちゃんはさ、J-WALK『何も言えなくて・・・夏』好き?」
だ! まったく、笑えて来たぜ。思い出して、やはり笑える。もし、タイムマシンが使えるなら(一生に一度のお願いばりに乱用OKなら)、あの時に戻って、「嵐のどの曲が好き?」とか聞きますわ。やばいやばいやばい、今もたまにいるけど、自分の世界のことを他人も当然知っている感で喋るやつ! それやん! 恥ずかしい!! 恥ずかしい!! コミュ障やん!!

「えっ? えっ? J-WALK? 『何も言えなくて・・・夏』?」
そうだよ! ぽかんだったよ! 当たり前だ!

夏だ。J-WALK『何も言えなくて・・・夏』を聴いて思い出した。あの頃の、ちょっとイタイ話だ。

ちょっとじゃない?汗 はは。でも、笑い話だ。これも随筆だ、おわり。

この記事で何度、J-WALK『何も言えなくて・・・夏』と書いただろうか、このワードだけで文字数が稼げる。こんだけ書くことになるのなら、(以下〇〇とする。)でもよかったのかもしれない。そんな振り返りをして、これで〆る。

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