見出し画像

体力のない40代が運動した後に起こったこと

Hallo!

帰国後最初の旅行も無事終了し一安心かと思いきや、これが表題の通りでそうもいかない日々が続いている。
今日はそんな体力のない40代の話。

今回の旅行は温泉旅行だったけれど、温泉って、私のイメージでは、リラックスして、のんびり過ごすものだと思っていた。
でも、今回の旅のパートナーである母には違っていたようで、温泉もたくさん入りたいし、せっかく旅行に行くなら朝から晩までアクティブに動き回らなければいけないと、そういう考えだった。
初日はそれでも天気が悪かったせいで、温泉に二度浸かるというだけで満足してくれ、私が理想とする温泉旅行になった。
でも、問題は二日目。
できるだけ早く起きて動き回りたい母VSチェックアウトぎりぎりまで旅館でのんびりしたい娘。
長年の付き合いで、母に反対意見を言うことは得策ではないと知っていたので、母の望み通り、とにかく朝から歩くことに。
これがただ歩くだけだったならまだましだったのだけど、母が歩きたかった道は、思っていたより山。
しかも、まだ少し歩道に雪が残っていて、滑らないように気を付けながら歩かないといけない。
歩いても歩いても頂上(?)には近づかず、私の足は限界に来ていた。
そんな私を振り返った母。どうやら私の異変を(やっと)感じてくれて、志半ばで下山することに。
下山しながら、普段から長時間ウォーキングをこなすために私より体力があると思っていた母(60代)も、どうやら自分自身の体力に限界が来ていたことに気づいたらしく、二人そろって足ががくがくになりながら、下山だけでなく、365段の石段も下ることになった。
これだけ疲れていれば帰りのバスはぐっすりだと思ったのに、そうでもなかったのが残念だった。


そんな旅行の次の日。
私も母も足が筋肉痛になってしまった。
この日はこれといって遠くに出かける予定もなかったので、家でのんびり過ごすことで体力回復に努めることができたけれど、問題はその次の日。
私には東京まで出かけていく用事があって、これはもう変更することができない。
東京に出かける朝、相変わらず足が痛い。
できるだけ足に負担がかからないよう、エレベーターやエスカレーターを使ったりしたけれど、それでも癖でついつい階段のほうに向かってしまうこともあった。
足が痛すぎて、私の前を歩くご老人の団体よりもゆっくりしか階段を下れず、情けない思いもした。
私は誓った。たとえ母がご機嫌を損ねようと、私は自分の限界を理解し、無理をしない。母の機嫌の回復を待つほうが、思うように動かない体と数日付き合うよりよっぽどマシだ。
それに、今回は母も筋肉痛に苦しんでいるため、自分の限界についてもう少し理解するようになったのではないかと思う。

というわけで、普段運動をしない40代が、急に頑張るのはよくないと学んだ旅行になった。
私の旅行の目的はそういうことではなかったんだけどなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?